判断力と適応力と人間力
自然を予測して期待する
暖かい日になる日の朝は決まってこの空
などということは、あまりありません。
霧がかかっていても曇りの日もあるし、赤く染まっていて晴れる時もある。
昨日は、とっても綺麗なピンク色の朝でした。
秋は天気の予測ができないので、
晴れたら、「よっしゃ!今日いくか!」と出かけるようにしています。
娘と、初めてのみかん狩り
あっちの木は酸っぱい、こっちの木は甘い、反対側は水っぽい、下の方は苦いなど
みかんの個性が面白い。
海の景色も最高です!!!
私が小学生の頃に家族で行った、謎のみかん狩りの話をしましょう。
段ボールいっぱいに“真緑のみかん”を持ち帰った秋。
「1ヶ月くらいしたら美味しくなるで大丈夫や〜ってどこがや!あのオバハン。も〜行かん!二度とみかん狩りなんて行かんわ!」と当時、母が農園のおばちゃんのことをボロッカスに言っていた記憶が毎年甦るなか…40年経って解き放たれました。笑
まぁまぁ。
美味しくなる時季は年々違うんだから、確認してから行けばいいだけのことや〜ん♪
ちなみに、
こんな風に、相手の言うことを鵜呑みにしたりアテをして自分は何もしないのを、交流分析では『ディスカウント』といいます。
自分の能力を値引きしたり軽くみるということ。
緑のみかんを狩るという刺激的な出来事に対して
こりゃ問題だ!と捉えて考える頭脳があるし、
じゃあいつならいいの?と確認する口があるし、
ならば3週間後にもう一度来ます。と、別日にずらすお願いもできたはず。
仮にそれができない状況ならば、自分で判断するという能力があるじゃないか。
「相手に迷惑をかけるかもしれないから」と断れない
「だってあの人がそう言うんだから」と流される
「てっきりそうだと思ってた」と信じ込んで疑わない
こんなこと、誰もが一度くらいは感じたことがあるでしょう。
近頃の小学生は「きまずい」とよく言いたがります。笑
よくよく聞くと
コミュニケーションする必要性があることを気まずいと表現しているようです。
今回の場合は、予め1ヶ月前に電話で収穫に最適な時季を確認しておいたので、うまいこと晴れのチャンスに巡り合うことができました!
今年はイチゴ狩り、ブルーベリー狩り、みかん狩りと、
念願の狩り体験を満喫できました。
期待通りに動かしてみせる
「これをしたらこうなる」
そんな機械のように完璧な動きを得ることに慣れてしまった近頃の私たちがいます。
リモコンに始まり、電子メール、ネットショッピング、LINE予約、SNS連携サービスなど。便利になったもんだ。
ボタンひとつでなんでも出来る
顔を合わさず声を発さずに、自分の思い通りに動かせる
プログラミング思考の落とし穴といわれる、いきすぎた論理的思考も、
人の心を相手にすると障害が多いようです。
生身の人間とのコミュニケーション時に、うまくいかないことが続くと、
コミュニケーションがどんどん面倒になってしまいます。
感情を伴う個性が
思考を伴った価値観という個性そのものが
邪魔になる瞬間。
いつしか、人もプログラミングされたように動いてくれたらどんなに楽だろうか…と考えるようになっていったのでしょうか。
利便性や生産性という口実として…管理する。
心理学で人を操る的な発想や発信もありますが、それでも例外はわんさかあります。
なぜなら、人には他人が知らない背景があるからです。
基礎や土台となっているその背景ですら、
その後に出逢う人や置かれる環境、衝撃を受けた出来事によって変わっていきます。
『諸行無常』と言うように
この世のものはあらゆる変化をして、自身が身を粉にして掴み取った最高の到達点でさえも止まっていてはくれません。
それは都合よく同じように、
今どん底を味わっていても、いつかは変化して必ず良い風に終わっていく。
そう信じて希望を持つこともできます☆
遅かれ早かれ変わっていくのですから。
そんな情緒を愉しむのか
鬱陶しく思うのかも
年齢や今の生き方のスタイルや捉え方しだい。
大きな流れにまかせつつ
小さな流れは自分で選択できる喜びを
味わっていきたいですね☆
そうそう、今年の『自然栽培りんご』は、例年に比べると暑さの影響によって高品質な提供はできないそうです。
果樹、海洋、全国各地で目まぐるしい気象変化に対応してくださる生産者さんがおられます。
その旨ご理解いただき、手元に届くことに感謝してくださる方々に、お届けしたいと思っています。
予めご了承くださいませ。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日、娘の体調不良のため、14:00で閉店とさせていただきました。
ご来店いただいた方には、大変ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
12(日)は15:00〜17:00の営業です!
皆さんも良い週末をお過ごしください♡