課題解決で身についたもの
未来を担う研究者たち
先週末、プログラミングコンテストの全国大会が、福井県サンドームで行われました。
高専生が毎年熱くなる“あの大会”かと思ったら、あれはロボコンでした。
今回はプロコン。
ジュニアドクター育成塾は、特別に招待していただき、
高専生のガイド付きで、自由部門と課題部門のプレゼンを10校ほど見させていただきましたよ〜!
隣のブースでは、プログラミングの大会⁉︎をやってました。
なんのこと??
もう、これ。Sachiyoにいちばん遠い世界のお祭りかもしれない、、
それでも、研究部門の学生たちの話を聞いていると、なるほどな〜と興味も出てきます。
序盤で面白かったのは、神山まるごと高専のコーヒー豆の熟成を知るシステム。
例えば、コーヒー農園で働く40人の人たちは、まだ早いコーヒー豆を我先に取ってしまうため、コーヒー豆が使い物にならず農園側はとても困っているのだそう。
コーヒー豆を取らせないようにするのは至難の業、なぜならその人たちは皆、家族の生活のために今日どう暮らしていくかのお金が必要なのだから。
途上国のあるあるでしょうか。
ならば、熟成したコーヒー豆が広大な農園のどのにあるかを一目で知ることができたら?宝探しのように収穫高のある方へ向かうのではないか??と。
取るなと教えるよりも“取りたい心理”をうまく活用したアイデアですね。
豊田高専の朝活アプリは、
まず明日の起床目標時間を設定する。
早起きしたらアプリを開いてタップすることで、起床時刻を報告できる。
朝活の内容を書き込むと、ポイントが貯まる仕組み。
達成のための小さなコツコツトレーニングですね。
これは私、もうすでに使ってるも同然!笑
今朝の霧は、いったいなんだったんだ。
今日は、晴れの期待を裏切る雨が降ってるんですけどー。秋の空ですな。
実際にメガネ(本来はヘルメットに)をかけると、車のフロントガラスに速度や車線が映り込む“あのシステム”が見れる!
チャリンコの前と後ろにカメラ付き。
とにかくつけりゃいい、のりゃあいい。
見た目の課題がヒジョーに気になる私。笑
そして有明高専のLearn Mateは、勉強を楽しくするために学習の新しいイメージとして、
分からないことを恥ずかしがらずに匿名で投稿できて皆で共有するアプリを開発。
授業の質問、バンドメンバー探しなど、匿名で先生や校内の全ての生徒たちに質問できるシステムなので、すぐにでも学校で使えそうな感じですね。
まぁ〜、学生たちのプレゼンが上手なこと。驚
私たち昭和世代から見ると
若者はスマホスマホアプリアプリで…コミュニケーションの形は変わってきているし、人と人との対話が減ってきているように感じるけど、
こうして『つくる側に関して』は、むしろコミュニケーション力が育つしかない環境であることもいいですね!
ここだけの話、
これ、いる??って研究もいくつかありましたが、
仮説を立てて目標を設定し、それらを実現させていくのはなかなか電子情報工学を知らない素人にはできません。
そういや、娘のクラスに、太鼓の達人をプログラミングしなおして新しいアクションをつけたりアレンジして楽しんでいる神オタク男子がいます。
彼はこっちに向いている。
たとえこの研究発表が世の中に出回らなかったとしても、チームで何かをやり遂げたことで得たものは、今後社会に出ていく上で土台のひとつになっていくこと間違いないでしょう。
コミュニケーションという形で☆
素敵な研究発表を聞かせていただけて有意義な時間を過ごせました。
世代で変わる解決の構造
ある日、
「五十嵐さんは何かを調べる時にどうやって調べますか?」と聞かれました。
「え?Googleとか…?」
「ほー。やっぱり。笑」
質問の理由を聞くと
40〜50世代は検索エンジン
20〜30代はハッシュタグ
だそうです。。
あらま。確かに。
つくる側はどんどん何かが上がり
つかう側はどんどん何かが退化していく事実ですかね。
実は、物事のデータをちまちまとまとめたり、データ分析してエビデンスをとったり、総合的に俯瞰し考察して判断するのが大の苦手だった私の学生時代があります。
それは、考える前に行動したくなることや、よく考えずに言葉を発することにあらわれてもいました。
それがウン十年も経てば、データをとってまとめて考察して判断することが、むしろ得意になっている今があるんです。
それを証拠に、my organicのお仕事内容は、どれも分析考察判断が必要です。
先日、中小企業診断士の方にデータをまとめてご相談したところ、「とてもよくまとまっていて申し分ない」と最高評価のストロークをいただきました!
あ、上には上がいるのはわかっています。
Sachiyoの能力の中では最高評価として、有り難く受け取らせて頂いたのです♡
過去に苦手すぎたことがどうしてできるようになったのかといえば、
決して弱点の克服をしたわけではなく、
ただ好きなことに没頭するを繰り返してきたら、結果こうなっただけなんです。
それで、何が言いたいのかと言うと?笑
苦手意識を気にするくらいなら、うっかりできてしまう得意なことにもっとこだわってもいいと思うわけです。
研究発表までいかなくとも、どんな仕事でも、どんな日常でも、恋愛でも、子育てでも、
私たちは日々の生活の中で、仮説を立て発想して考えて実現させていくことはできるはず。
いつまでも目標をもって、活き活きと生きたいんですよ。
「あの時はあれが楽しかったんだよな〜」
それでいい。
その繰り返しでもいいんです。
過去が今をつくっている
命日にはちょっと早いですが、母の三回忌をしました。
住職は、私のひとつ先輩。幼馴染まではいかないけど、お互い子供の頃からよ〜く知っています。
私は小学生の頃に、この1学年上の男の子に「ザリガニを見せてやるからついて来い」と言ったそうです。
手で捕まえたザリガニを剥いてエサにすると、次々と釣り上げ得意気になる私にドン引きし、
それっきり二人で遊んだ記憶はないと、、笑
(自分でもうろ覚えしてます…)
双子のEちゃんは、公園で遊んだ後の帰り道、私の目の前で軽トラに跳ねられ軽傷の過去があります。
そんな“Hくん”も、気がつけば40分ものお経を見事に読み上げているのです。
Eちゃんは現在、有名な脚本家として東京で大大大活躍中。
お経が始まると間もなく大きな雷がバリバリゴロゴロと鳴り、どっしゃぶりの雨が…!
親戚のいない私たちは、こぢんまりとした法事。
終わって、美味しいお茶菓子いただき、Hくんのお母さんの小話に片耳かしつつチワワと遊び、外に出る頃には晴れ間に変わってました。
11月末のお寺は寒いので、まだ暖かさの残る良い時期に三回忌ができてよかったです。
さて、今週は娘、待ちに待った修学旅行♪
この3年間は福井県内だけだったけど、
コロナが終息し、県外へ行けることに感謝します。
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。