どこにも辿り着かないことで自分を生きているふりをする

自信がもてない

そこに「自己肯定感が低い」と悩む人がいます。

それを高めるために「挑戦して」は「自信が持てない」を繰り返しています。

どんなに能力を発揮してきた歩みがあっても、輝かしい過去があったとしても、資格や経験があったとしてもです。

 

人はどうして自信がないと言いたがるのでしょう。

本当に自信がなくて行動しないのか。

行動する度に上には上がいて1番になれないから自信が持てないのか。

それとも辿り着きたくない何かがあるのか。

 

『いいですか、“何を捨てて何を得るか?“ これを常に自分に問いかけて選択していくんです。私はこの歳になるとしっかりとした軸があるから、もう迷わないね。』

 

この言葉がなぜか頭から離れない。

というか最近よく思い出すんですよね。

 

この話をされたのは、人生経験もキャリアもうんと先輩の男性です。

 

何が自分をそんな風にしてくれたのか、そのきっかけを訊ねると…

世界各国で仕事をするという恵まれた機会を得て、いろんな考えに触れたことだとおっしゃいます。

自分の常識も、自分の住んでるところの普通も、日本の当たり前も、なにも通用しない場所が世界には本当にたくさんあるんだ。

ただそれだけだと。

耳で聞いたことがあるし頭でわかっているのと、実際にその場所で自分が通用しないのとでは全く違うんだよ。と。

 

新しい物を手にしたければ今持っているものを捨てなければならない。

例外もあるかもしれないけど、

やはり自分自身が保守的でいれば「あれもこれも持っておきたい」となるし、もしかしたら後悔するかも⁉︎なんて思っていたらなにもかも到底手放せなくなる。

 

結果として、それが自分の生きたい生き方かどうかですよね。

 

過去に手にしたものが自分を支えてくれたことや、成長させてくれたことが確かにある。

今それが朽ちて見えたり過去の成功に執着しているように見えたりするは、自分が成長した証ではないだろうか。

 

見たいものを見ようとせず、見えるものを見る訓練ってほんと役に立つな、と。

 

昔と同じ価値観でなくてもいい、

フェーズが変われば人はどんどん良い風に変わっていく。

 

そんなことを思いながら、

また新たに手にしたものが増え

何を捨てるかの選択へ

どう生きたいのかの選択に迫られているかのようです。

 

自信に変える努力はしてきたか

例えば、過去にうまくいかなかったことを

「結果失敗だからダメだ」とするか

「成長したプロセスをよし」とするかで

自分への認知と自分の扱いが変わるので人生が大きく左右されると思います。

 

失敗したけど成長できたからOKとできれば、自分自身に優しくなれるし、他者に対しても寛大になれるでしょう。

 

他者の失敗を許せるという自分に成長することでも、自己肯定感を上げることはできるはず。

 

反対に

なんでうまくできなかったんだろう、なぜこんなことになってしまったんだろう…と、過去を後悔することや、

まだきてもいない未来を悪いように想像しては不安になり憂鬱な日々を過ごせば、自分を責めることしか浮かばず、どんどん自信を失っていくと思うのです。

自分のことを棚に上げ他者を責め立てることも、最終的には自信を失う着地になるでしょう。

 

解釈を変え前に進んでいくために。

  • 前に進んでいくためには、どんな解釈が最善だろうか?
  • どうやったら先進することができるだろうか?

改めて、いろんな方々の考えに触れることができるのは幸せなことだと実感しています。

 

報われなかった努力と向き合う

ある日、

失敗したこと、挫折したこと、努力したけど報われなかったことを書き出すワークがありました。

おっ!これはいっぱい出てきそう…笑

…あれ?たくさん失敗してきてるはずなんどな、、

“失敗したこと”の欄がひとつも埋められない自分に気がつきました。

きっと10年20年かけて、自分の中で意味を見出してきたんだと思います。

ただ体験するだけでなく、経験として落とし込めたというか。

 

実は私、25年以上セルフコーチングが趣味です。笑

努力の時期はとっくに過ぎ、今では良い習慣になってくれました。

続けてよかった。おかげで、仕事に活かせすことができているからです。

 

若い頃に出会ったとっても簡単な方法は、こうです↓

 

どうしたいのか分からない時は

  1. 最悪どうなりたくないのか
  2. できることはどれくらいあるか
  3. その中で今すぐできることは何か

やるのかい?やらないのかい?や〜る!

 

頭で理解するぶんには簡単でしょ?

転職も、恋愛も、勉強も、子育ても、my organicも、迷った時は全てこれで選択してきました。

間には数えきれない言い訳と、天才的なやらない理由探しと、謎のスピリチュアルが邪魔をしてきましたが、

やると決めてやるのみ!

 

まだ若き周りの友人たちには、私が変に本気すぎてドン引きされることも多々ありました。

私のイメージは、ただただせっかちだったかもしれません。

たくさん努力をするがどこにも辿り着かないことで向上心を示し、あたかも自分はカッコ良く生きているんだ!と思い込んでいた恥ずかしい時代です。

 

さて、娘の描く絵が、私の小6レベルを超えてきました。

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漁業体験で見たトビウオだそうです。

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筆だけでなく、スポンジや茎や葉っぱを利用するのはオーストラリアのキンディ留学体験のおかげです。

一番楽しかったのは、先生の腕のタトゥーに塗り絵したことらしいが、

その意味が本当にわかるのはもっと大人になってからですね。

 

あなたにとってのポジティブとはなんですか?

自信があることを私にもこっそり聞かせてください♡

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。