メンタルはやられても、マインドはやられない
ポジティブな人と偽ポジティブな人
ポジティブ心理学は、日頃ポジティブに振る舞っていれば自然とポジティブになるよ。なんて簡単なことを言っているのではありません。
偽りでポジティブに振る舞っていれば、常に辻褄の合わない自分の感情と思考と行動に向き合わなければならず、言い訳や嘘が発達してしまうとも考えられます。
人前ではポジティブな言葉を使っていても、それが背伸びした自分自身であるならば、ふとした瞬間に本心が表情や行動に現れるもの。
『嫌なこともすぐ忘れる後腐れないタイプ』
一見ポジティブに受け取れるこのタイプのパーソナリティは、いくつかあります。
例えば、行動上役に立つものと、生き延びるために役に立つものに分かれていて、必ずしもどちらかが成功者でどちらかが失敗者というわけでもありません。
また、
『嫌なことはいつまでも忘れない根にもつタイプ』がいます。
こちらは一見ネガティブで、さぞ性格が悪いんだろうなと思われがちですが、同様に行動上の資質と生き延びるための資質に分かれてきます。
行動上とは表面的な言動や行動のことであり、他者からの評価に基づいたものが多くなります。
生き延びるためとは、自分の意志やセルフコントロールから生まれてくる言動や行動が多くなり、価値観から自分の人生を導いてくれたり、見えない能力を発揮する可能性を大いに秘めています。
能力を発揮して自己実現をし“成功者”になることは素晴らしいことです。
だけど、成功者が必ずしも幸せではないというところに注目している私は、
人生を豊かに生きるということは=成功(地位・名誉・お金)ではなく心のあり方だと思っています。
これも私の価値観を通していますがね…
これまでに、成功を手にした後で、手にしたものを失くすことが怖くなり不安や恐怖、時に怒りや悲しみに苛まれている人をたくさん見てきました。
先日も、世界的に成功しているはずの起業家がメンタルケアに7年を費やし、今なお右往左往しながら不安の中を背伸びして必死に生きているのだと、話していました。
反対に、
側から見たとき、誰もが成功とは認識していなくても、自分の中で満足いく結果を出したことに納得し幸せを感じている人も多くいることに気がつきます。
メンタルは鍛えることができます。
そしてメンタルは時に“やられる”ことがあります。
マインドも鍛えることができますが、
しっかり“備わった”マインドは“やられる”ことがありません。
どっちが真のポジティブなのか
誰もが活き活きと生きたいと願うもの。
自ら生まれた有言実行ではなく、その時々に楽しそうなことがあれば関わり、得しそうなら首をつっこみ手を出し、
ただただ周りに流されて新しいことを次々とやるには行動上の資質が役立つし楽しいでしょう。
できない時は笑い飛ばせば良いわけですし。
類友や引き寄せも一役買い、
自分の言ってることと行動が一致してなくても、周りにそれを許してくれる環境があれば、むしろ助長してしまいます。
ある心理学によれば、
後腐れないポジティブタイプは、
いつも損か得かで考えている人で、他人は自分を満たすために存在するものだと位置付けていて、人を人と思わないからこそ(よく言えばいちいち情に流されず、共感しないこと)自分の実現したいことに猛進できる。そうです。
根に持つタイプは、
相手を信じたからこそ裏切られたショックや傷が大きく感じられ、「二度とこんなこと…」というような教訓として深く刻み込まれるのだそう。
そのため嫌なことを“された”といつまでも覚えているので、側から見ればネガティブにうつりますが、なにくそ根性が備わっており根気良く取り組むことで成功を収めていく。のだとか。
では、どちらが性格が悪いと捉えられるでしょうか?
実は、どちらのタイプも自分とは反対側のタイプを性格悪いと捉えるでしょう。
前者は、あてにならない、一貫性がない、信頼できない性格形成になりがちで、
後者は、頑固、執念深い、しつこい性格形成になりがちです。
成し遂げる力に変えていく
『成し遂げる』に繋がる
生き延びるための資質は、磨くことができます。
コツがいりますが、なんでも実現するにはコツコツ積み重ねることが重要です。
人に良いも悪いもないけれど
いっときの成功を得たければどちらのタイプでもいけそうですね。
何となくいつも幸せでいたければ前者かもしれないし、
突き詰めて成し遂げ自分だけの幸せを手にするには後者が有利かもしれない。
誰もがもっている6つの資質。
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私が出会ったある成功者の名言⁉︎
『今言ってることを将来行動するかどうかは別』
『あの時はそう思っても今は違う、人というのは変わっていく』
『目の前の人間に影響される人間が人に影響を与えていく』
ニンゲンだもの、、じゃなくて、
自分に都合よく取ることもできるこれらの名言。
きっとその人たちは自分を生きていないんだね、という話でまとまりました。
主に40代男性の名言ですが、ミッドライフクライシスなのか更年期なのか、対抗脚本なのかは謎です。
子供の学資保険積立て数百万を、いつの間にか解約し夢の実現に使いこんでしまう父親
「それは絶対にしない!」と約束しても簡単にやってしまうメンタル
「今年中に結婚することになりました」と2年おきに報告してくる社長は今回で3回目の結婚。
お金はたくさんあるけれどパートナーはいつもヒモのような女性社長
予言者に子供の将来決定権全てを捧げてしまうセレブ婦人
いろんな“成功者”がおられます。
幸せを感じるのはプライドや負けないメンタルよりも揺るがないマインドだと思っています。
そういやうちの父ちゃんも座右の銘が『言うのと行動は別』でした。。
壊れたままの扉は早いこと修理しないと木がどんどん腐ってしまいます。
今あるものに感謝しつつ、メンテナンスは責任だと母ちゃんが請け負い、大工仕事がんばりました。
97cmにガタつきなく完璧にカットし
4枚をビスで止めるだけ
なんで最後の1枚87cmにして間違うかな
ご近所さんに声をかけられ喋りながらやったことで、こんな簡単にミスをするなんて。
自分が悔しい〜。
言い訳が多い人は、一度自分の有力なパーソナリティを知っておくといいですよ!
いちいち腹立たないから。笑
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さんも、素敵な週末をお過ごしください♡