直らない性格というのは、諦めるでもなく自覚すれば良い

性格は直らないんですか?

この疑問に「そんなの直りますよ」と言われて27年。

 

おそらく、性格は変化します。

だけど、“直る”となると?

 

人には持って生まれた気質やDNA、資質がベースとしてあります。

その後の環境で、一度は開花したことのあるポジティブな能力に再度戻ることを“直る”と言うのでしょうね。

自分の中の良い部分を認識し、またあの時の自分に戻れるかな?的な感じ。

 

  • 自分の意見を言えない
  • 自分の意見を持てない
  • 自分ってなんなの?説明できない

今日はそんな人に読んでみてほしいと思います。

 

ところで

人に優しくするのはとても良いことだと思います。

「良い人」に出逢うと

こちらが期待してないのに優しさや思いやりを向けてもらった時、思わずキュンと感動したりすること。どちらも自然と笑顔になってしまう。

 

「お人好し」(人が良い)に出逢うと

こちらが期待しているのをちらつかせたら相手がしょうがなく優しさや思いやりを向けてくること。

そんな人に対して「もう〜断れば良いのに〜」なんて周りは思うかも知れません。

そして思わず苦笑いが出てしまうような…。

 

子供でも、一人だけ財布を持ってきていない子がいて他の子はジュースを買えたのに〇〇ちゃんだけ買えなくて可哀想となると、みんなで30円ずつ出し合って買ってあげたりするのは優しさであり良い人。

 

2回目も同じことが起こったとしたら?

何人かは聞かなかったふりをするかも知れません。(これも優しさのうち)

 

3回目が起こったら?

130円出す子は、おそらく優しさとお人好し。

内心どう思ってようとも自分の思いを伝えなかったら、それは意見がないのと同じこと。

 

みんな“人に優しくしている”と思ってる。

それがいつから『頼りなさ』や『イエスマン』になっていくのでしょう。

 

皆さんは、どんな子供時代でしたか?

わたしは1回は奢ってあげる優しいタイプでした。笑

20代になっても1回は奢る。

内心はこうです。

「貸すと返してこないことに腹が立つ」ので、あげる派でした。

 

空気を読めること=良いことだとするならば、世の中ネコ被ったイエスマンだらけになってしまうかも。

 

「認められたい部分」は人によって違う

価値観は『私は何ができたか』と『私はどうあるか』によって大きくわかれます。

できるできないのこだわりと、してあげるしてあげないのこだわりです。

 

生きていくうちに、価値観の違いはみんなある、人それぞれに感じ方がある、考え方があり、意見がある、だなんて頭ではわかっているんですが、

心底受け入れられなくなっていくことがあります。

 

ある日、先生に対して娘がこんな思いを話してくれました。

「あの先生いつも、先生はこう思う、先生だったらこう思う。ってだらだら話すで、何に対して怒っているんか、何を褒めているんかがようわからん」

 

「先生としてどうあるか」と「先生として何ができるか」の間であっちこっちしているようにも伺えます。

 

例えば思春期の発達において大きく3つのステップがあるといいます。

  1. 違いを認めず、共に行動するレベルの仲間意識
  2. 自分達だけは他とは違う、何かを共有するレベルの仲間意識
  3. 違いを認め、独立した人格をも認めるレベルの仲間意識

現代、思春期でレベル3まできていたら達人です。笑

大人でもなかなかお目にかかれません。

 

小学生は主に1レベルを習得するならば、

単純に、30代40代になっても1や2だと自分が苦しいはずです。

 

「私には私の感じ方がある」

「あの人にもあの人なりの考えがあるんだから」

「この人はこういう行動をするけど全部が間違っている訳ではない」

と、腹に落とし込んだ方がきっと楽です。

そう簡単にはいきませんが。

 

時に、中高生のような態度をとるケースに出会うのは、ある程度は仕方のないこと。

相手よりもまず自分に問題点がないか。

 

パーソナリティを自覚するという近道がある

主となるパーソナリティの特徴は、そう簡単には変えられません。

実は、直そうと思っても直らない性格部分があるのです。

それを土台やベースとも言いますが、

直そうとすればするほどむしろ悪い方へ向かっていく力が働き、

嫌えば嫌うほど逆に悪いようになっていくものなんです。

 

じゃあどうすりゃいいの?

気質に逆らわず性格に流されず

 

昔から性格は直らないとよく言いますが、それはきっとネガティブなことを指していますよね?(誰から見たネガティブかは知りませんが…)

人の心に向き合う仕事柄か、私の経験の中では、

性格が直った人:直らない人=3:7くらいです。

 

例えば、本来の自分の性格で生きている人は、情緒がわりと安定しているので、

気分変動によるイライラや落ち込みにいつまでも浸ったり、怒りと悲しみを行ったり来たり繰り返さなくなります。

 

【まとめ】

  1. 「お金を出したくない」と本音を言った子は仲間はずれにされる
  2. 「意見を同にした子」は仲間と優越感、「意見を異にした子」は仲間はずれと劣等感になる。
  3. 相変わらず財布を持ってこないが、自分のを少し分け与え仲間はずれにはしない。そして他に良いところがあることを知っている。

 

大人になっていくとは

自分の感情を自分で処理して、自分の考えを述べることができ、それをしっかり行動に移すことができなければなりません。

それは自分がどんな理想像を持っているかにもよります。

 

どんな状況でもこんな大人ではありたくない

どんな時もこんな大人でありたい

など。

皆さんは、持っていますか?

“自我理想”

自分を先導するもうひとりの揺るぎない自分

 

あれもできてこれもできて一人の人間として皆に認めてもらえて良い人と思われていたい

これ、かなりのスキルがないと難しいです。

 

 

気質に逆らわず、性格に流されず☆

そんなパーソナリティバランスセッションは、

自分の意見を持てない、言えない、わからないという人に役立てていただいてます。

『体内ミネラルバランス』&『検査リチェック』によるmy organicのオリジナル考察では、なんと。軽い性格診断もついてきます!

性格は栄養にも血液にもバッチリ表れるのですよ〜

 

 

さて、どんよ〜り曇で今にも雨が降ってきそうな娘の12歳誕生日に、三方五湖のロープウェイ体験してきました。

頂上寒すぎ。

年縞博物館で、案内人のおっちゃんと地質話に盛り上がる。

付き合わされる娘「まだ学校で習ってないで、ようわからん」

今回はマヤ文明の衰退理由のひとつに、気候変動が大きく影響したことが判明されたとか。

面白い!

是非、クレイジージャーニーに出てほしい!

人の成功を見て「なんて自分はダメなんだろう」とは思いません。

人のSNSを見ても「それに比べて私は」とは思いません。

 

だけど、

こうやって地球変動の営みを見て「なんて人間はちっぽけなんだろう、自分の悩みなんて取るに足らないどうでも良いことだ」と思うのは好きです。笑

私は死ぬまで、地球の“邪魔”をする人間ではありたくない。

そう思っています。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

子育ては、今もまだ本当に大変なんだけど、産んでよかった♡

デートしてくれてありがとう!