能力は出さない方がラクに生きられる︎⁉️
できないのかやらないのか
10歳の壁が急激に始まってくる小4〜小5のお年頃。
もうすぐ12歳ですが、未だ自分が散らかしたものを言われるまで片付けることができません。
散らかった部屋を片付けたい気持ちをグッと抑えてそのまま出勤する気分たるや、、
宿題プリントと筆箱の中をぶちまけ消しカスだらけのダイニングテーブルで夕食を摂る気分たるや、、です。笑
だけど、親がやってしまえばいつまでも自分でやりません。
できないのではなくさせないことでもっとやらなくなる、のですから。
今日は、自分のことを
- 口で言うだけでやらない人
- 口で言うほどできてない人
- やろうと思うけどできない人
だと思っている人に読んで欲しいです。
思えば私は、母親はぶっきらぼう、綺麗好きでマメな父親、「こうでなければならない」と自他に厳しい祖母の中で育ちました。
思春期の頃ふと気がつけば、
部屋の中のものには全て住所がありいつだって定位置に戻っている、
友達が来れば「キチンとしてるからちょっと窮屈だ」と言われたり。
祖母が亡くなってからは、ガサツな母親のおかげでどんどん汚れていく空間を見るに見かね、いつの間にか私が家中掃除を担当する流れになりました。
「またこんなにぐちゃぐちゃにして、なんで綺麗にしとかんの!」
「お母さん、あれもこれも忙しくて時間がないんや〜」
田舎なので9LDK、トイレと洗面2個ずつ。プラス自分のアパートも。
10数年間、掃除ばっっっかりです。
本当は私だって死ぬほど面倒くさい!怒
考えてみれば、私がやるから母は余計にやらなくなる。
10〜20代に確か私が苦労してゴミ袋にまとめたものを、
実家仕舞いの時に、裏の小屋から大量〜に発見して唖然としたのは記憶に新しく、
業者さんも「ありゃ〜お母さんここに隠して放ってなかったんやな〜」と。
“気がつかない”我が娘の行く末を案じるのも束の間、
今度は父ちゃんが不動産マイブームでいらぬ建物や余計な空間を買い始め、娘にそれらを手伝わせようとしている現状に愕然としたのでした。
何せ我が家には、
町内会でもらってきた「お〜いお茶」が小屋の入り口に6年放置してあり、
天井の点検口は4年たっても閉め忘れっぱなしで、
「来週取り付ける」と言ったまま5年経過して扉のない部屋があるのですから。
おい父ちゃん!ええ加減にせぇよ。
時代は繰り返すというけれど。
そもそも母親と父ちゃんがそっくりな件に、
もう勘弁して〜
この先、“やらない”娘をいかにコーチングしていくかですな。笑
私自身、どこのバイト先でも職場でも掃除や整理整頓をとても褒められた過去があります。
だけど冒頭の3つは少なからず私にも当てはまることです。
できるのではなくやらざるをえなかった、
最初からできたのではなく嫌々でもやってきたことでできるようになった、
それだけかもしれない。
能力がないとは言い切れない
掃除に限らず、これらは、
親が引き出してこなかったことで本人の能力が他者に見えてこないか、本人自身が能力がないと思い込んでいるだけ、であることが多いです。
また、能力がないような振る舞いをすることで
他人からバカにされ悔しくて損したことがあったかもしれないけど、頼れば助けられたりもして得したこともある。
するとますます甘えが出てくる。
そうしていつしか「自分はこういうのできないから〜、こういうの苦手だから〜」と逃げる方がラクになった。
本来人は楽な方に甘んじていく生き物だそう。
だけど、苦しい言い訳したり、親のせいにしたところであなたは今のあなたでしかない。
自分の能力は確かに誰かの影響なんだけども、
それらをひっくるめて自分の成長や人格形成にとって“良く”していくのが人生だと思っています。
“都合良く”ではないですよ〜。
やり方を教えてもらうのがアドバイスならば
代わりにやってもらってはいけないし、上手くいったその人のたまたま論を教えてもらうだけでもいけない。
傾聴してもらうだけがカウンセリングだとすれば
アドバイスされてはいけないし、自分を否定されては耐えられない。
それなら
なにを聞いても否定せず自分の意見も言ってこない聞き上手な友達に聞いてもらえばそれでいいじゃないか。
やる気を起こしてもらう、成功へ導いてもらうのがコーチングだとすれば
誰か自分を成功させてくれる人はいないかと探し回っている現状で、まず自分の能力が実現力に満たないことに気づけばいい。
どれも、そしてどちら側の人間も
できないことを相手のせいにしてはいけないし、
だからといって自分のせいだと自分が成長することを諦めてはいけない。
セッションにはいろんな入り口があるけれど
今の自分になにが必要なのか?
少なくとも年に一度くらい振り返ってほしいです。
自分磨きはパズルのピース不足ではありません。それは自分探しといいます。
ぽっかり空いているピースを誰が埋めてくれるのかを探す旅のこと。
積み木を上手に積もうとしなくてもいい
または
積み木のひとつひとつの違いにこだわることで学ぼうとしなくてもいい
とにかく
あわてずていねいに積み木を確実に積み続ければいい
使わない能力は退化しますからね、、
私も日頃から実践しています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
めっちゃ晴れた日に、散歩で町をぶらぶら。
道端の公衆電話を使えこなせないと言う娘に、10円で母ちゃんの携帯とどのくらい話できるか体験させてみました。
意味がわからず、プー音の前からボタンを押し1回目失敗。
2回目成功!
約15秒で切れました。
猫の完食能力が犬レベル
食後ピカピカ↑