今年も一年間、ありがとうございました♡
師走は早いもので、今年最後の投稿となりました。
ついこの間『my organic9周年』を迎えたばかりだと思ったけど、1ヶ月半なんてあっという間ですね。
半分オーガニックで
皆さんも素敵なクリスマスを過ごされたことでしょう。
11歳になる娘は、この秋から卵焼きを一人で作れるようにと練習中です。
ガスコンロが怖いと早々につまづき、冷静かつ大胆に着火できるようになるまでに数ヶ月、、
卵はひっくり返せませんが、味は100点満点です。
その調子で、クリスマスチョコレートケーキにも挑みました。
豆乳生クリームを一人で泡立て(マシーンじゃなく手で)クリームを絞ります。
いきあたりばったりでクリームを絞ると失敗しやすいと伝え、まな板の上で練習した娘が決定したデザインは、まるで、うん◯。
チーズグレーターで2色のチョコをギコギコしたら思ったのと違うらしく、上からカカオパウダーでごまかし何がなんやら。笑
少々不恰好でも、美味しくできればOK!
本当に美味しかったです。
年末年始には美味しいものがたくさん集まり、あれも食べたいしこれも食べたいな〜。
けど、太っちゃう、肌が荒れちゃう、便秘する、ニキビができる、お腹こわす、自分を止められなくなるのは嫌だ!汗
だけど、皆の中で自分だけ思うように食べれないのもツライ…
誰もがこんな経験をしているのではないでしょうか。
“身体が反応しやすい私”も、こだわっていた当初は、
材料は全てオーガニックで、しかもグルテンフリーで乳製品も使わず、なんならRawで(48度以下で調理)を完璧なくらいに試みていたことが随分とありました。
健康的であるために。
けどオーガニックでもRawでも、太るもんは太る。
その悩みの根源は本当に食だったのか
その時点の私が、実際に健康に過ごせていたかどうかは、それ以前の自分と比べるしかありません。
こだわってない時の自分は無知で愚かな自分で。
こだわっている今は賢くできている自分である。
でしかないわけですから、当然“今”の方が幸せでないといけないわけです。
つまり、
実際に幸せかどうかよりもこれが幸せだと思わなければならない、と思い込む感覚があり、
身体の症状や悩みは未だどこかに残されていて、それが気にならないわけではない現実。
健康も幸せも、食だけでそう簡単にはいかないことがたくさんわかり、そこを乗り越えてみると。
何年も過ぎた“今”から、もう一度それ以前の自分と比べることで自分の成長を自覚することができます。
あ〜、あの時は何かに突き動かされるかのようだったなぁ。
そうやって自分の考えを主張したけど、どうしてもわかってもらえないことがあったなぁ。
自分がやっていることを認めて欲しかったんだなぁ、でも周りは合わせてくれていたのかもしれないなぁ。
などと気がつくんですよね。
自分が良かれとやっていたことでも、周りに迷惑をかけていたかもしれない、自分本位に進めひどく我慢させていたかもしれないと、申し訳ない気持ちすら出てきます。
その時は、ただただ母親として、一人の女性として、頑張る自分を受け入れて欲しかったのだと思います。
あの時の“今”を超えて、実際の“今”が、またここにあります。
すると
「オーガニックで健康になった!」わけではないなぁと。笑
オーガニックを意識するようになったことで、
自然と化学成分を摂取する回数が物理的に減り、腹八分にできたり感謝の気持ちが出たりと、心のあり方に余裕が出たことで健康になったとも言えます。
心の余裕は、とことんまで!という貪る気持ちを自分の中から制限してくれます。
てことは、健康になりたいなら別にオーガニックじゃなくてもいいんじゃね⁉︎説
うん。本当はそうかもしれないですね。
確かにオーガニックで健康や幸せを手に入れた人はたくさんいるかもしれないけど、
オーガニックはきっかけにすぎないもの。
きっかけを自分の人生の中で本気で受け止めるかどうか、
が結果や満足度、幸福度を左右するのだと思いました。
皆さんも年末年始は、
食べたいものを選び、美味しく食べ、心豊かに過ごしていただきたいと思います。
嫌々仕方なくオーガニックを取り入れる必要などまったくない。
どっちでもいいなら私は今後もオーガニックを選び続けます。
食と身体と心のセッションにて
オーガニックをきっかけに
食と向き合うと、人とのコミュニケーションから当たり前への気づきがありました。
身体と向き合えば、人とのコミュニケーションから自分の症状への振り返りがあります。
心や精神と向き合うと、人とのコミュニケーションから自分の心のあり方への疑問がありました。
どんなに科学が進歩しても、コミュニケーションを避けては生きることができない私たち。
ネガティブな感情や思考は誰にでも起こることで、
落ち込んだり、腹が立ったり、自分に幻滅したりしてネガティブな感情に苛まれるのは、
言い換えれば、それだけ自分が本気だったということ。
私はそんなふうに捉えています。
本気で挑んだなら、たとえ“失敗”しても素晴らしいじゃないですか。
『優しさや愛情だけでは人は育たない』とも言います。
今後、自分の中のネガティブな感情をどう生かしていくか。
どうすれば自分が生き生きできるのか。
今年も、たくさんの方々とのセッションを通して
『食と身体と心と自分自身のこと』を共に学ばせていただきました。
またひとまわり豊かな自分を手にすることができた2022年という年女年でした。
あなたにとって豊かな生活とはなんですか?
いつも最後までブログを読んでくださる読者の方々、当店をご利用いただくお客様、コミュニケーションで関わることができたすべての方々に感謝を込めまして、
本年もmy organicにお付き合いいただきありがとうございました。
良い年越しをお過ごしください♡