考えたいのか考えたくないのかを感じてみる

KDDIの通信障害で、大変なことになっているようですが、幸い私の方は何の影響も受けることなく過ごせています。

 

携帯電話が当たり前になっている昨今、大いに振り回されてしまうんだけど、人ひとりの力ではどうすることもできないのがこういうハプニングですね。。

 

こんな風に、

便利なものに囲まれていると、不便なことが際立つもので、

管理されていると、そうでないものは手抜きに見えるものです。

 

予想外を楽しむ

ところで便利といえば日本、不便といえば失礼ですけど、海外のお菓子。

なんてものがすぐ浮かんできたりします。笑

 

プラパッケージが真っ直ぐ開けれることなんてほぼないし、なんならハサミ持ってこないと永遠に伸びてくだけやし、アソートの配分は適当やし。

だけど、私は良い意味で、

この不便さと手抜き感は、甘やかされてないような感じで好きなんですがね。

 

たまに優れた例外品を手にすることがありますが、

それは「日本販売用」で、予めトレーニングされたスタッフによるものだそうです。

 

それくらい日本人は見た目にうるさく、利便性にうるさいらしい。

 

このorganicのアメちゃん。

ここ10年くらい買ってるけど、これは初めてです。

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中身が棒だけってゆうね、、

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正解はこっち

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あと、このグミちゃんも。

オレンジ味、パイナップル味、ピーチ味、ストロベリー味。

なんの疑いもなく4種類入ってると思うのは、甘やかされた日本人脳かもしれませんよ。

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オレンジ、ピンクピンク、赤赤赤とか。

こないだなんてピンク1個、あとぜんぶ黄色…。

 

システムは考える能力を出させてくれない

日本は特に、おもてなしの精神からか、やりすぎるほどの気遣いや心遣いで“良い人”になろうとし、周りに歩調を合わせようとします。

『便利なことが良き』とされていて、どこにでも過剰なサービスを盛り込もうとするのか、ちょっと『他と違うこと』があるとクレームになったり、気の利かないお店と化しがち。

 

海外旅行へ行けばそんなこと気にせず郷に従える日本の人々も、また日本へ帰ってくればあっという間にスイッチが切り替わり、できてない不便さに不満を持ち始めます。

それでいて、がんじがらめに窮屈さを感じてくるのは、自分自身がそれに仕方なく順応するからに他ならないことなのでしょう。

 

そんななか、同調圧力にも慣れて、マスクを外しても良いにも関わらず外せない人ばかりになってしまうのは無理もない話なのかもしれません。

 

さて、

きちんと管理してもらえると、こちらは考えなくてもよくなるので楽です。

 

やれと言われてやった側は、何かあった時に相手のせいにもできるし、

提供された側は粗探しで不満を解消することもできます。

 

完璧が良いわけでも、適当が良いわけでもないけれど。

どちらにせよ、考えることをやめてしまうと、なんか危険な匂いがプンプンします。

 

便利さを、コミュニケーションしないですむ、人と話さない関わらないですむ。

という形にどんどん踏み込んでいくのは、人間本来の姿から大きくズレていっているような気がしているのは私だけでしょうか?

 

例えばね、

日頃、完璧を余儀なくされる環境の人に適当を受け入れる余裕が出せたり、

日頃、適当に過ごしても構わない環境の人が完全に仕上げる集中力を出せたり、

どちらでもない立場の人が相手のそれらを引き出すことができたりしたら、

お互いに生きやすそうで素敵ですよね。

 

能力を出すのには、

目の前の相手や環境にもよるし、出すか出さないかはその人が決めることだから、

私たちが期待しすぎてもいけないのでしょう。

 

アメちゃんの袋ひとつ、グミの色の数、箱が凹んでることぐらいでは動揺しない。

思ったのと違うこと、伝えたかったことと違うこと、変な受け取り方をしてしまったことでいちいち相手を深掘りしない。

自分の思い通りのコミュニケーションが相手の思い通りのコミュニケーションに、

スッとなるわけがない。笑

そういうもんだと心得て、

穏やかさって生きやすくしてくれるよなぁと思いながら過ごす週末でした。

 

「こうじゃなきゃいけない」

そうじゃないと、なぜいけないのか?

 

「どっちでもいい」

自分ひとりで、なぜ決めることができないのか?

 

どっちもきっと自分の中から湧き出る問題なんですよね。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。