自分の経験なんて、すごく狭いものだと自覚した先に

霞空の今日は、

朝から新規のお客様、仕事中の合間に抜けて来てくださる方、背中を傷めたトレーニー、毛髪ミネラル検査結果のご報告、お仕事終わりのおやつ買い出し、思春期の娘さんお気に入りプロテインを買いに来られるママ、特に食べたいものが見つからない妊婦さん…。

老若男女、賑やかな1日でした。

そして、伸びに伸びた植え替えを待つ植物たちは、また今度に。

 

まるで自分のことのように思えたという話

「あれは、もしかして…私のことですか??」

たまに唐突に、お店で、そんなコメントをいただきます。

??…まさか!!

 

変わって、

「へぇ〜、そんな人もいるんですね〜」

と、どこ吹く風の方も。

 

このブログでも、InstagramでもFacebookでも、お客様のことを個人的に思い浮かべながら書くことはございません。

あるとすれば自分の経験や体験からの方が圧倒的に多いですね。

セッションをさせていただく中でなにかを感じることはありますが、やはり自分自身の過去を振り返ったり思い起こしたりして、

『なるほど、う〜ん。そうかもな…。ニンゲンの心って…』といった感じ。

 

自分のことばかりのようでいて

自分のことをあまり知らない人たちがいます。

 

相手がいてこそ自分が見えるので、人と関わることを遠ざけてしまうと自分のパーソナリティは磨かれませんよね。

 

パーソナリティの成長としては、

自分の経験が何より今後の分析に大切であったり、それらが判断において唯一の意味をもたらすかのように勘違いしそうですが、

他人の人生を生きたことがない私たちは、真の意味で人の気持ちをわかることなどできないのだと思います。

 

私の経験というのは私がその経験をする前に、私が同意したものだけです。

それと同じように、

誰かの経験というものは、その人自身が経験に同意したものだけです。

 

言い換えれば、どんな経験の結果も自分で選んだものであるがゆえに、

人は自分に都合の良い経験をもたらしてくれるものにしか目がいかないようになっているということです。

 

なので皆、自分の経験を“そのまま”誰かに活かそうとするから、うまくいかなくなる。

 

人は失敗もするし、うまくいかないこともあるもの。

全責任を自分ひとりだけが負いたくはないのが本音といったところでしょう。

 

嫌なことから逃げたい気持ちが“心のカラクリ”として現れます。

・そもそも〇〇が間違ってたんだ

・だから最初からやめておけばよかったのに

・グイグイ勧められたからついつい流されてしまった

・いい人でいたくて断れなくて…

・考えるのがめんどくさくなった

・もうどうでもいいやと思った

自分を信じていない言動や行動で、現状という結果を招いた後に出てくるもの

 

人に迷惑をかけないのと自分を偽るのとは違う

人は人、自分は自分、が強すぎてもいけない。

う〜ん、難しいですよね〜。

 

理解できない人を理解しようとすることで、

良くは人に寛大になれ、

悪くは人など気にならなくなるもの。

どっちの人も「人は人、自分は自分」と言います。

 

理解できない自分自身を理解しようと努める謙虚さで、

良くは新しい自分の発見に恐怖ではなく喜びという着地ができるようになり、

自分の欠陥など利用するに値するものへと変換できるようになる。

その積み重ねで、なにか心掛けが変わっていくでしょう?

 

そうしているうちに、自分に優しくできて、自分が大事になってくると。

 

自分が自分を大切に思うのと同じように、

相手も自分を大事に思ってるんだなぁ〜ということに気がつけば、

他人を大切に扱えるようになる☆

 

例えば、

心ない言葉をかけたり、無視したりするのは、その人の問題です。

あなたにはどうすることもできません。

どうもしなくてもよいし。

 

人を大切に扱える人は、自分をいちばん大切に扱えている♡

模範にするべき人たちはすぐそこにいます。

 

【今日の自分テスト】

今日1日会う人全員に言ってみる。

『その洋服とてもお似合いですね!』

(お!その服すごく似合ってるやん!)

 

例えば6人ともみんな同じこたえでしたか?

「あなたの方こそ」

「あ、これですか?この服ね…」

「あっ、ど、どうも」

「・・・」

「やっぱりそう思う?」

「1万で譲るよ。笑」

 

相手がなんと答えたかよりも、大切な部分があります。

詳しくはパーソナリティバランスセッションにて。

 

「美味しい」もそう。

人には人、自分には自分の美味しいがある。

エビのチーズリゾットにクミンシード入れる。

しょっぱいライスケーキにピーナッツバター塗る。

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。