「相手を変えたい」そのエネルギーを自分に使ってみる
動物の毛髪ミネラル検査
昨年6月に『愛猫毛髪ミネラル検査』してみました。
以前に愛犬ライム(バーニーズマウンテンドッグ)も『愛犬毛髪ミネラル検査』をした事があります。
皮膚がカサカサで脂漏生湿疹のような症状があり、何のアレルギーかなぁ?と悩んでいた17年前です。
結果、井戸水疑惑が有力で、もしかするとドッグフードも⁉︎と。
鉛や水銀が高値と出ていて、その時はサプリなどなく食事や除去食だけで対応しました。
その後、スッキリとはいきませんでしたが…年がら年中のアレルギー反応ではなくなり、夏場に少し悪化するくらいでお薬程度で治りました。
だけど、どんなことも原因は1つではないので、振り返ってみると気がつくことがあります。
ペットは、私たちの何らかの欲求を満たす大切なパートナー。
食欲や排泄や皮膚だけでなく、鳴き方や噛み方、テンションでも何かしらその子の内面状態が分かるものです。
話せないからこそ、ちゃんと見てあげたいですね。
当然ながら食事は、保存料や合成化学物質の含まれない、良い原料から作られたものが理想的なのは言うまでもありません。
過干渉や過保護は逆効果だし、最初チヤホヤのち放ったらかしも問題児確定です。
さて、検査に協力してくれた、我が家のネオン(女の子)
学生の頃から、ロシアンブルーって大人しいし賢いし…と聞いていたけど。
本当そうかもと思ってしまいます。
オモチャを投げると追いかけて捕まえて口にくわえて持ってきてくれます。
こんな遊びが延々と続く夜です。笑
犬の躾と猫の躾と人間の躾と
これまでに犬を3匹(1匹ずつ)飼ったことがありますが、猫は初めてです。
私自身が本気で躾をしたのはライム(女の子)だけ。
26歳からの“ままごと子育て”は、失敗でも成功でもなく、課題をたくさん残すことになりました。
お手・おかわり・伏せ・待て・良し・持ってこい…
言うことは本当によく聞いたけど、躾が厳しすぎたのか⁉︎晩年離れた(出産と育児のため)のが寂しすぎたのか⁉︎
それとも、まだ実績のなかった避妊カプセルの副作用(子宮が異常肥大し2年後に摘出)のせいか⁉︎
彼女は徐々にアレルギー肌になっていったのです。
わがまま放題やってる私も、そのうち結婚して子供を産むだろう…いや一人は産んでみたい。
人間は、そのうち喋るし手も器用に動かし盛大に私の邪魔をし始めるに違いない。笑
まさかリードに繋いでおくわけにはいかないので、こりゃ大変だと心底努力をしましたね。
犬、子供の0歳〜5歳くらいは、ここに書ききれない量の出来事(ほぼ内側の問題)がありましたよ。笑
猫の時は、かなり余裕があったな〜。
自分自身に制約と制限を作り、母親として妻として女性として経営者として厳しく律する日々でした。
今現在と言わずあの最中でも、ぜんぜん子育てを“楽しんではいない自分”がいたのを正直よ〜くわかっています。
楽しめない理由。また書きたくなったら書くかもしれませんが、
私にも母親と父親がいて、今は二人とも亡くなりましたが、過去にはそれはそれはいろんな想いがあります。
事実なのか幻なのかもわからないことが結構あるものです。
いろいろ想える分、過去には様々な解釈ができるものだと思うので、今の私は自分に都合よく“良い方の解釈”をして生きています。
この辺りも、またおいおいということで。
まぁ、何はともあれ、娘と同じように「あれダメこれダメ」「〇〇しなさい」などと言わない子育てを、猫にもしてみました。
ネオンに必要以上のストレスを与えて、今より悪くさせないようにです。
それはつまり、私自身の所有欲を満たすけども1匹のパートナーとして尊重したいからです。
何より、本能に幅を利かせた攻撃性と暴力性を引き出したくはないからです。
まず猫に自分が引っ掻かれたくはないし、猫に引っ掻いて欲しくないものが家には山ほどあります。(小学生の時に引っ掻かれて大ケガをし猫嫌いに…)
どんだけ怖いのよ。
でも、ロシアンブルーにはなぜか惹かれる。
お陰様でネオンはとても良い子です☆
朝イチの抱っこは長いけど、爪研ぎもトイレも完璧で、意思表示が上手だから怒られることもない、ご飯前にはひと鳴きして手で優しく足元をツンツンしにきます。
躾は、相手を変えられると勘違いさせる
ペットも子供も車も住む家もそうですが、トントン拍子に決定して“維持費”を安く見積もりすぎると、想定外のことが起きた時に「こんなはずじゃなかった」となります。
飼う前、迎え入れる前に、「もしそうなったらどうする?」「もしこうならなかったらどうする?」をいくつも想定しておきたいですね。
過剰な不安になりすぎない程度で。
命あるものと、大きな買い物は、不動産は特にです!…あ、失礼しました、つい遺族の気持ちが先に出てしまいました。
もちろん子育てしながら学ぶことは多いですし、それが愉しみでもあるのですが、
責任放棄になりかねない。
ペットを迎え入れる前によく考えて、子供を産む前によく考えて準備というのは、自分は大変で面倒かもしれないけど得るもの(自分自身と相手に)は大きい気がします。
そんな意味でも、命ある生き物(感情、思考、行動をもつ相手)は、
「チャンスがやってきてから考える」という姿勢では、かなり後悔しかねないなぁと思いました。
あれもこれも欲しいというのは私たちの本能的な欲望です。
自分を変える努力はしたくないけど相手を変えるための努力は惜しまない…?
もし宇宙がひっくり返って、
『状況が変わらないなら、人生巻き戻してもう一度やり直せばいいやん!』
が、できるとしたら?
努力とか頑張ることとか自律を目指す姿勢そのものが消えていくんでしょうかね。
人生一度きりなので、そんなファンタジーに多くの時間を費やすつもりはないですが。
ペットの躾をする人間側に思考の歪みがあると、解釈がおかしくなってしまいます。
子供も恋人も会社の同僚も、自分の力で変えられると勘違いしてしまうでしょう。
「相手を変えたい」そのエネルギーを、自分の変革に使ってみませんか?
我が家には、猫とヤドカリトリオがいます。
晴れた日に、水槽の砂を洗ってもらうのが嬉しいのかやけに活動的に遊び始めます。
あなたも何かしらペットと過ごしている日々をもつのなら、より良い関係性を自分で築いて欲しいと思います♡
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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