人や自分に厳しすぎる、人や自分が嫌になる、そんな時もある
先週末、幸運なことにお天気にも恵まれ、1年半待ちに待った講習へ行かせてもらうことができました。
こんなご時世のなか、そして母の葬儀が終わったばかりで気持ちの整理もままならないなかで、
いろんな方から「行っておいで」、母からもそう言ってもらえた気がしました。
交流分析のエリックバーン博士と共に心理・精神分析を深めていたポールウェア博士とテイビーケーラー博士。
始まりはフロイトやユングから、そしてより実践的で活用しやすく、私たちにも理解しやすいように再構築されたような感じです。
NASAからの依頼でつくり上げた6つのタイプの人格適応論は、たった10分の面接で複雑なタイプ構造を導き出したのだとか。
交流分析同様に「人は誰もがOKである」という概念があり、
すべての人間は子供の頃に、生き延びるためや親の期待に応えるために戦略を決断して生きていく、という人生脚本の考え方を基本に、6つの人格的特徴が見られると考えられています。
セミナーは内容による?講師による?
何を伝えるかよりも、どのように伝えるかの方がはるかに重要です。
また受ける側は、偏見や思い込みがあるだけで得るものはグンと減ります。
理論や理屈では、すでに知っていることばかり“かもしれない”のですが、
「すでに知っている」その自分自身の中に潜む傲慢さや愚かさを確認するために、
それらが、きっと自分にはあるはずだと自覚して、いざ。
今回2回目となる受講ですが、講義よりも演習が難しかったです。
講師は外科医と看護師、受講者も医師、看護師、税理士…
軒並み素晴らしい肩書きをお持ちの方々に混ざって、
演習は緊張するし超テンパる、、
普段の明晰な思考がまったく発揮できない、、
けど、そんな自分の身の丈を知れて安心してみたり。
禁止令やドライバーを感じつつも、何のための学びかを忘れずに、気取らず過ごした2日間でした。
視点を変えて挑んだことで、傲慢な自分が出てくるようなことはもうなく、様々な角度からの思考と感情、そして行動の意味が落とし込めました。
心地よく、もう〜ぐったり!
個々の資質、パーソナリティタイプ、ベースやフェーズ、その組み合わせは720通り。
少なくともざっと36通りの人が周りにいるかもしれなくて、そのほとんどの人は仮面を被っていて、
しかも仮面を被ったり被られた世界の中で自分の居場所を見つけ、内面を共有できる人とうまく巡り会えるのか。
また、巡り合っていることに気付けるのかどうか。
言い方を変えればソウルメイトのようにも聞こえますが…、
巡り合った相手に縋り依存することはここに含みません。
余談ですが、これまでに『毛髪ミネラル分析』や『分子整合栄養医学』などの講義でも医療業界はじめ医師や◯◯師、◯◯士などの面々はとても多く、いろんなやりとりもさせていただきました。
学問として心理学やコミュニケーション学とは少し離れていたためか、これが同じ医師なのか?と思うほど、対応も顔立ちも態度も、何より使われる言葉が全く違いました。
それはそれで、とても勉強になりましたが、残念ながら、この講師たちに今後も自分の大切な人生の一部を捧げたいとは思いませんでした。
素晴らしい理論でもセミナーの内容が入ってこないこと、
例え同じ話でも、話す人によってはスッと入ってくることがあるのです。
つまり、内容や講師の良い悪いではなく、その時の自分の受け取り方次第ということになります。
地面にいない時は間違った判断をしてしまう
さて、自分のストレスの状態ですが、
例えば、浮き足立っているのか地に足がついているのか、
地上にいるのか地下にいるのか。
なぜ言ってることとやってることが違うのか?
あの人はなぜ意地悪なのか?
あの人はどうして卑屈になるのか?
親子なのになぜ本心を言ってくれないのか?
この痛みを誰かが代わりに取り去ってくれるのか?
果たして地球は自分のために回すことができるか?
ストレスの影響ってキリがありませんね。
普段からそんな自分で過ごしていたら、他人のこともろくな見方をしなくなるということです。
代わりに、自分の中のよくわからないところ、イヤになるところ、嫌いなところばかりが気にかかります。
ゆえに、早々に「人は誰かがOKではない」と決断してしまえば、その答え合わせをするかのように生きていくことになります。
そこに真実は見えてこない。
心が消耗するからこそ繰り返す状態や症状を自分でつくり出してしまい、
その心が更に自分の身体を消耗させていく。
すると、症状や不調や病気に気を取られて、自分のことをちゃんと見てあげれなくもなります。
聞き慣れた言葉かもしれませんが、これをセルフケアとか自己接待とか言います。
そのような日々の過ごし方で、オーガニックという自然食と、高濃度栄養素という元気効率アイテムだけで、身体の健康管理をするには力不足であることが容易に想像できます。
ストレスが続いている時は、自己接待最優先☆
これに限るのですが、さて?どこを接待するのが最適か?という話です。
これはみんな一人ひとり違ってきますから。
私たちは自分のことをよく知らない(もしくはストレスの重圧で気づけない)ので、自己接待の方法が大きくずれていることもしばしば。
自分も死ぬほど辛いが、そんな時は必ず周りの人も巻き込んでいることを忘れないでください。
人が自分から離れていく前に、
自分から人を切っていく前に、
あの人この人にも、形は違えど自分のような苦しみがあるのだと。
そして、自分自身に謙虚な姿勢で。
自己接待最優先!
上手にやるには
自分にとって何がいちばんストレスなのかを確実に知る。
自分のやっている発信と受信のチャンネルに間違いがないかを知る。
これができてくるとコミュニケーションに自信がつき、人間関係に疲れなくなります。
消耗しなくなることで、「人は誰もがOKである」と心から思えるようになっていくのです。
学びはBasic、Advanceと進んでいくことで、
今後、脚本分析のもつ複雑な構造も、また違う角度から理解できるようになるのが楽しみです。
カレーも楽しみ♪
昨今、
ストレス溜めて好き勝手する人間は抑えつけてしまえばいいなんてことはできないし、
ストレス溜めないようにしてくださいね〜と言われてもピンとこないし、
どんどんストレスに弱くなっていって苦手意識&人嫌いになってしまう。
つまるところ、自分が裸になって雑音を避け自分に集中していくしかないのかもしれません。
『もう一度そっくりそのまま、自分の人生を繰り返しても構わない』
身体と心のホリスティックな健康を目指す意識高いあなたに、my organicのセッションがお役に立てたら幸いです♡
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。