人は得意なことで自己満足し、能力の毒で破壊する
例年、公園走大会(マラソン)では練習で本気を出しすぎて足を傷め、本番出れないというオチで何日も凹みまくる娘。
今年のタイムトライアルでは、母ちゃんのリメディアルマッサージとスペシャルドリンクの魔法で成績2位もアップ!
と思ったら、億と兆の算数宿題が嫌すぎて、くる日もくる日もごねまくり夕方から夜は重た〜い空気のリビング。
週末なんとなく立ち寄った小川で巨大なドンコとザリガニを捕まえ大喜びし眺めてリリース。
ひっさしぶりのUFOキャッチャーで1,000円を管理させてみたら、なんと700円ででっかいぬいぐるみや枕など3つもゲット!!
翌日「もっかいだけUFOキャッチャーやりたい〜」
もはやギャンブル依存のよう。笑
100円ですんなり諦めてましたが。(よかったぁ)
そして、お客さんの目の前でおもむろに兜をかぶせた娘。
一人の世界観を楽しめているようで、何よりです。笑
「自分らしさ」や「ありのまま」の解釈というのは、ごまかされやすいもの
さて、私たちは、何かに挑戦すれば、たぶん失敗やうまくいかないことの連続なのかもしれませんね。
何かを始めた時、何かにしくじった時、または迷った時に無意識に現れてくる行動があります。
感情というか、反射的にというか、考える前に湧き上がってくる“何か”です。
私たちは、この“何か”を使って1日のうちに何回も何百回も何千回も理由づけをしながら日々を送っているそうなんです。
遠い昔に一時的に成功した回避も、時が経ち周りの環境が変化し、状況が変わった今でも使い続けている。
それらは、
自分らしさをなくすもの、自分の心を奪わせるものに変貌していきます。
それらは、
逆に自分を苦しめていることの方が断然多いというのです。
人は居心地の良い、馴染みある場所へ戻りたがる生き物です。
何度やっても強い力で引き戻そうとされます。
戻りたくて仕方ないのは、見方を変えると「前世」というのかもしれません。
戻らせようと働くのは、「カルマ」というのかもしれません。
戻らないと落ち着かないのは「自分らしく」「ありのままで」と解釈しているのかもしれません。
そんな解釈の着地だけで人生が良くなるのなら、もうとっくにみんな満足できていることでしょう。
その反応は、何か新しいことを始めた途端に顔を出すものであり。
とても心地よく、またとても心地悪いものなのです。
なので、ほとんどの人は慣れ親しんだ感覚に引き戻された時、落ち着きを取り戻したかのように、そこに“自分らしさ”を感じてしまうのがそれです。
果たして本当に“自分らしい”のでしょうか?
人は得意なことで自己満足し、能力の毒で破壊する
例えば、
自分は思考力があって分析も得意だし論理的に説明することができる。
と思っているタイプの人は、本当にそうなんだけども。
学業では高成績である反面、考えない人に腹を立て、自分が一番正しいと思い込みすぎるのが欠点。
そのため、相手の立場になって考えることが一番苦手な資質でもあり、
実は、騙されやすいのもこのタイプ。
逆に、
共感力があり協調性があり人当たりも良く、場の雰囲気を壊さないことが大切だ。
と思っているタイプの人は、本当にそこが素晴らしいんだけども。
人に嫌われにくい反面、自分をおろそかにするせいで、いつも自分に自信が持てないでいます。
実は、むしろ騙されていたい(守られていたい依存していたい)のがこのタイプ。
ただ、誰よりも相手の立場になって優先して考えるのが得意な人でしょう。
また、
思考力や共感力はさておき、自分から挑戦することが得意で周りをどんどん飲み込んでいく人は。
本当にそれができちゃうんだけども。
カッコイイ反面、周りを見ず勝手に独走し、思い通りにならないと人のせいにするんですね。こりゃある意味カッコ悪い。
実は、騙す側よりもさらにウワテに出たいのがこのタイプ。
さて、これらのタイプ。
う〜ん、私はどのタイプかな〜。といった占いではなく、私たちは全て持っています。
胸を張れる自分も醜い自分も持っている、それをどう扱うかで人間力や人格の成熟が変わってくるんですね。
また、うまく扱えていなかったりすると、必ずと言っていいほど、健康を害しています。
心の戦いは自己破壊にも繋がっていて、ちゃんと身体はメッセージを残しています。
自分の邪魔をし自分で埋め合わせているということ
調子のいい時、調子が悪い時、イライラする時、ノリノリの時、失敗した時、やばいと焦る時。
様々な資質タイプが複雑に絡まってるだけでなく、何かに押される無意識な行動。
何かに強化された自分らしくない自分、自分をダメにする自分を、あたかも「自分らしい」と勘違いしてしまうのです。
何かに駆り立てられているうちは『本当の自分らしさを知れない』
今の自分を救っているものやダメにしているものって、何だかわかりますか?
こんなに分析好きで、スラスラ書いて、さぞ自分が正しいと思い込んで自分に酔いしれながらカタカタやっているんだろうと思われていそうです。笑
実際のSachiyoは、いわゆるそれ(の資質)が一番少なかったので自分でも驚き。
何がどうかは書けませんが。
自分と本当の意味で向き合ってきたことで、昔は苦手で仕方なかったことが、今はそう感じなくなっています。
「人は人」だけども、
「人にどう思われてもいい」というのではなく「人には人の何かがある」
もちろん今の私にも、気をつけなければならないなぁと思うことがたくさんあります。
すると、
『昔〇〇だったっけど今は〇〇な自分だから、もう戻りたくはない。』
よくそんな風に思う方がおられます。
こっちかあっちか?という二択思考。
自分は白か黒か何色か、のコントラスト思考では、真の自分が見えてきません。
こっちでもないあっちでもない。
人ってそんな簡単に決めつけられるものではないのですから。
自分の中にある一番多いグレーな部分に、
カラフルな彩りが隠れていることを知って欲しいと思います。
自分の足で歩いているつもりで依存(共依存)しているのかもしれない。
自分とはまた別の力に引き込まれているのかもしれない。
自分の能力を得意として生かす。
自分の能力の毒をちゃんと知る。
様々な心理学とコーチング要素を取り入れた【パーソナリティバランス】は、my organicならではのちょうど良さを感じています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!