成長したい人が成長できないわけ

『人を変えようとしてもうまくいかないもの、自分が変わるしかないんですよ』

という言葉、皆さんもこれまでに何度か出逢ったことがあるでしょう。

悩みが深い時だけは、“ほんとそーだなー”と、心に沁みますが。

間もなく、“そもそも自分だけが悪いわけじゃないんだし、だって…”という風な言い分も湧き上がってきます。

そして、気が付くこともなく忘れていき、また同じことを繰り返し事態が悪くなった時に同じ言葉を思い出す。もしくは言われて気付く、それはまずい。

 

ごもっともな言葉が定期的に身に沁みる、それも良いですが

40代50代にもなれば皆さんお気づきのように、5年10年なんぞ、あ〜っちゅう間に過ぎていますよね⁉︎

さして自分が変わることもなく、そんな予定ではなかったのにです。

 

ちなみに私は、か〜〜〜なり変わった方だと思います。

自分で言うのもおかしいのでその根拠はというと、

実際に旧友や古い知人などからよく言われることがあり、体型(プロポーション)・顔立ち(目つき・人相)、言葉(物腰)あたり。

逆に変わってないらしいのは、チャキチャキ行動力、なんでも極めたがるオタク気質、普通そこじゃないところで抜けている、モノの趣味(センス)、ノッてくると言い過ぎる。。笑

はい、自覚し今後も成長のために肝に命じます!

何れにせよ、昔は相当、あれだったってことですよね、、たくさんの人をそして自分自身を心無い言葉で傷つけてしまったと思います、ごめんなさい。

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仮面はつけず、飾るもの。笑

 

ま、それはさておき

若い頃はというか経験が少なければ少ないほど、無意識を『意識する』というのは難しいです。

私たちは日々の意識の97%を無意識で生きているそうなんですよ!この結果、思ったより高くないですか??

ってことは、たぶん今のままでも十分なんとなく生きていけるってことですね。

 

【成長は意識の中にあり無意識の中にはない】

当たり前のことですが。

(睡眠・催眠療法などはここでは触れません)

無意識の中に「何か人よりもスゴイこと」があるのとするならば、それは例外なく“才能”というのでしょう。

才能は見つけたり気付いたりするもので、ないのに努力して手に入れるものではないと思います。(努力してさらに磨きあげることはできても)

 

恥ずかしながら高卒の私。

無意識なんて気にしたこともないまま18歳から仕事に就き、世の中と社会に疑問点がありすぎる自分を止めずに腑に落ちない仕事をしながら、合間に専門学校や大学の講義をいいとこ取りしたり、興味のある学問・それに通じる学問を片っ端から独学で学びつつカウンセリング業に携わること25年以上。

もちろん学びは現在進行形。

だけど、どれだけいろんなことに興味があっても、好奇心の赴くままにあれもこれもと手をつけたり、実際にそれをしたところで短い人生の中で何ほども突き詰めることはできません。(これについてはまた次回書きたいと思います)

 

で、これまで本当にたっくさんの方々の、さっまざまなお話を伺い一緒に悩んできました。

アレルギー・難病・不定愁訴・嫁姑・大人のいじめ・各種依存症・摂食障害・不倫・鬱・同性愛・DV・SEXレスまで…出来るだけその人の立場になって、真剣に。

 

9割は女性ですが、私自身にもいくつかの経験は重なるところだし、

負けん気強く腹わた煮え繰り返る悔しい思いもそれはそれはたくさんしてきた方だし、

良かれと思ってやったことが裏目に出るなんて数えきれないし、

何度か自殺を考え調べてたこともあったくらいなので、それがどんな気持ちなのか近づくことがさほど難しくはなかったです。

 

カウンセリングでは、すごいなこの人、、もし自分だったらどうやって生きていくかなー。。と思うような辛く苦しい局面もしょっちゅうですが、驚きはしません。

マイナス3からせめてマイナス1へ、いやせめてゼロまで上ってほしい。

それがカウンセリングの世界、Sachiyoは喜んで“みんなのゴミ箱”になります。

ゼロから1へ、1まで来たなら3へ上がることだって可能☆

これは本人の努力も私の腕も試されるコーチングの世界。

 

とにかく一緒に悩み対策を考え、私に出来ることは何かないか??と、時には夜中の1時にメールをもらうこともあったり…、流石に今はありませんが。

お客様(カスタマーではなくクライアントとしての)に永く寄り添わせていただいた中で、この25年で、思うことがあります。

(まだまだ甘い部分もありますが、アドバイス・カウンセリング・コーチングをさせてもらうことは、生涯ずっと終わらない私の挑戦のひとつです)

 

努力してトレーニングして上がったり下がったりしながらも結果的に自分を変えた人

と、

数十年経っても未だ変えることに成功していない人

がおられる。

 

なぜかよく“宇宙人だ”と言われますが、私だって人間。笑

仕事でプライベートでわちゃわちゃしてる時もありますが、仕事のスイッチがバシッと入れば、客観的に俯瞰的に見えてくることがたくさんあるんですね。

生意気ですが、よかったら読んでみてください↓

 

経験から、私が思う

【成長しない人の大きな特徴3つ】

①自分は悪くない。

「こんなことになったのは○○のせい」と言う類の言葉、言葉でなくても仕草や行動に見て取れます。

それは、自分の主張を通そうとするあまり自分のプライドを守ることばかりを優先してしまうので、間違いの指摘や失敗の事実を学びの機会にできずにいるんですね。

 

②自分に誠実でない。

バレなければいいと、誰にも見られていないところでズルをしてしまう。

これは、自分に直接関係のないことは手抜きするという習慣が身についてしまい、人や物事に不誠実な言動を取っているのが見て取れます。

 

③思考が極端で答えを急ぐ。

「あれはダメ・あの人が悪い」もしくは「自分は無能でダメな人間なんだ」のどちらかを口にすることが多い。

飽きっぽさや中途半端さや根気のなさは誰もが持っている怠け心ですが、それ自体が悪いとは限りません。それらの自覚がないことで、より何ごとにも根気がなくなり気が短くなり、何をやっても思った通りにいかないので制限や条件が多く完璧主義な傾向にあります。

 

大事なことですが、

これらは性格分析や運命学などのベースとは、まったく相関性がないと思っています。

それはなぜか?

【成長は才能ではなく、努力だからです】

『あなたは努力が実らない人なので努力しなくても良い人です』などという、そんな宿命はないのですから。

 

自分が変わらないのを占う必要は、人に答えを求める必要は、ありません。

 

どうか諦めず、自分を信じてくださいね☆

今日書いたことは、私自身も忘れてならない大切なことばかり。

しっかりお腹の底に落とし込んで、逃げないように時々チェックします。笑

 

先日、ここ5年は食べてれていない『大野の芋きんつば』の話をある人としてたら、その3日後にお友達からいただけたというサプライズな事件!

こういうのを人は“引き寄せ”と言うのだろう。

ごちそうさまでした♡

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