オーガニック日焼け止めのお話

さて、雨降った後は空気も澄んで日射しがジリジリと、運転焼けも気になるところですね。

早速ですが、私が気になるのはここです↓

【その日焼け止めとコスメどうなの?】

近年SPF競争がどんどん激しくなり、高い数値の日焼け止めクリームやベースメイクが売られています。

自然派・オーガニック派を求めている皆さん、選ぶ基準は持っていますか?

 

『有害な紫外線から皮膚を守る』ための日焼け止めクリーム。

使われている化学物質には、PABAパラアミノ安息香酸)は上限4%まで、オキシベンゾンは上限10%まで配合することが認められています。

 

これらの製品の裏面を見れば、チンプンカンプンのカタカナがたくさん書いてあるのが特徴で、長年使用し続けるとその有害成分は皮膚の深〜いところ(真皮)まで落ち込むので、逆に濃いシミやくすみの原因をつくります。

 

20代の若い頃は「ふ〜ん、またそのハナシ?知ってるし。」で終わりました、私も。

だって若い頃は皮膚代謝も抜群なので塗っても塗ってもどんどんターンオーバー(角質で剥がれていく)して蓄積してるかどうかなんてわからんし、冬になれば真っ白やも〜ん♪ たしかに。

 

ところが、30代40代となるにつれ、ほんとに良いモノを使わんと塗った分だけ真皮に落ち込むスピードが早いのなんのって。

そうして代謝じゃ取れなくなったシミをレーザーなどで取ったりするのもまぁ・・

※ここではレーザー云々はやめておきます

 

洗浄成分が含まれるメイク落としやフェイスウォッシュ、ボディソープにシャンプー、キッチン洗剤などの洗剤類には、もれなく合成界面活性剤というのもよく使われています。

 

この石油系からなる合成界面活性剤は、皮膚表面の潤いをパサパサに無くしてしまうので、本来のバリアー機能を低下させてしまうのですね。

免疫が下がるのを気づかずに放っておくと、化粧品かぶれを起こしたり、ちょっとした大気の汚れで肌荒れしたり、マスクや下着の刺激で炎症したりと、いわゆる敏感肌やアレルギー肌へと後退していきます。

腸内環境が原因になっているともいいますが、これは、経皮吸収されたものがうまく代謝&排泄されなかった場合に多い。

これも、若いコには響かないやつや〜。笑

 

 

例えば、my organicの日焼け止めやベースクリームの基準は“有害な紫外線吸収剤が使われていない”ことです。

オーガニックの基準は世界の認証機関でガイドラインが様々、また近年はより複雑になってきたり、むしろゆる〜くなってきています。

 

【オーガニック認証機関の基準】

ここからは少し難しい話になりますが。

my organicでは、世界で一番厳しい基準を設けているオーストラリア①ACO認証をベースに、ついでアメリカの②USDA認証。

そして③ECOCERT認証、④コスメBIO認証、⑤COSMOS認証・・と続きます。

 

ACO認証は95%以上がオーガニック原料であること。残りの5%も自然原料であること。

②USDA認証は、95%以上がオーガニック原料であること。

③④⑤あたりは、ややこしく、「オーガニックコスメ認証」と「ナチュラルコスメ認証」の2つがあります。

「オーガニックコスメ認証」は、天然由来原料の95%以上がオーガニック原料であり、完成品の20%以上がオーガニック原料であること。しかも、洗い流す系は10%以上で良いってか⁉︎(国内並みの低レベルに…)

ナチュラル認証」にはオーガニック原料の規定なし。。(なんじゃそら)

 

ゆえに、近年は100%organicなんぞ、巷にはほぼないとみて良いでしょう。

20%以上ですらなかなか見かけませんから。

『my organicオリジナルのエッセンシャルオイル』は食べれるレベル☆

※実際に“食べ物として使う”ことは絶対におやめください!

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ってことは、①②が確実なところであり、③④⑤はメーカーの成分分析表を見ないと、、見ても一般の人にはよく分からないのではと思いますが。。

※ドイツにもいい基準のものがありますが、日本国内での流通はさほどないようです。

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さらに、追い打ちをかけるようですが。

自然原料・天然原料・天然由来成分原料・植物由来成分原料・・などは全てがガイドラインが違うので、オーガニック原料の基準とは関係ないこともあります。

さすがに『無添加』『自然派』『肌にやさしい』の謳い文句にうっかり騙されるということはもうないとは思いますよ。ね?

 

あれ?自分の使ってるの確かorganic系だけど、大丈夫かな〜??

気になる方は、日焼け止めやベースクリームに以下の成分が入っていないかチェックしてみてください↓

オキシベンゾン、エチルPABA、ジメチルPABAオクチル、サリチル酸フェニル、サリチル酸メチル、シノキサート、PG、BGなど

また、副作用として肌が荒れるので、表面上ごまかすために入れる保湿剤はこちら↓

オクチルドデカノール、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸オクチルドデシル、エチルヘキサン酸アルコール、オクタン酸セチル、ジステアリン酸エチレングリコール、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル、リシノレイン酸オクチルドデシルなど

 

という訳で、

ACO認証オーストラリア製品は、しばらく入荷が不安定となりそうです。

 

皆さまには、ご迷惑ご不便をおかけしていますが、私の分析眼⁉︎を信じてくださる方々から「ぜひSachiyoさんが選ぶコスメ系を店頭に置いて欲しい!」

とのお声をいただき、只今my organicではサスティナブルを実践している豪米欧から、オーガニック選りすぐりの製品を多数ご用意してお待ちしております☆

 

私自身は、何十年も前から様々なorganic認証コスメを気分や季節別に楽しみながら使っています。

情報や統計や経験などからみてみると、“外気に晒される皮膚”に関しては、同じものを長年ず〜っと使い続けることにメリットはないのかもしれない。とすら思います。

肌にも気分にもメリハリを!

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●無香料Babyサンスクリーン(上)

●ほんのりアロマの香りACO認証アウトドアバーム(下)

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Babyはマットな仕上がり↓(ベトベトしない)

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ACOは艶のある仕上がりです↓(少しベトベトするのでティッシュオフ必須)

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ちなみに、自然成分のシルクやクレイにも紫外線を吸収する作用があり、肌への負担がありません。

どれもorganicパウダーだけど、ブラッシュ(ピンクのチーク)と、その下ファンデーションパウダーはサラサラ☆

右下(スパチュラささってる)のは、よくあるオーガニック10〜20%レベルのミネラルパウダー。着きと肌馴染みをよくするために石油系合成化学物質を混入させて、使用感を一般コスメに寄せています。

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my organicで取り扱う製品は全て、合成化学物質でない分、それに比べたら原価も商品もそれなりですが、選ぶ価値は断然ありそうですよ☆

無論、SPFしっかり&シミ取り美容整形がお好きな方に話すことではないけれど。

 

日頃使っているコスメ、また思春期や年頃の女の子が使い始めるコスメは、最高に安全なものからスタートしてあげて欲しいと思います♡

 

最後に、

オーガニックを今の生活に取り入れる“足し算”だけでは健康を手に入れることはできないことを、正しく知ってほしいと思います。

その人にとって最高の健康を手に入れたいのなら、まず最初に、

今の生活から化学合成物質・有害物質をこれ以上取り込まない“引き算”をするのが好ましく、結果も何倍も早いのです。

もう一度言います、改善を何倍も早めるのはケミカル抜き!

 

免疫をあげてウィズコロナしたいなら、有害ミネラルの蓄積は無視できませんよって話にも繋がります。

 

お使いのコスメやボディケア。

今一度、見直してみませんか?

 

ケミカル断捨離のカウンセリング&アドバイスも随時承っています☆

栄養が入りにくい体質には、『毛髪ミネラル検査』がおすすめです!

myorganic.forest@gmail.com

0778-42-5059 

my organic代表 五十嵐まで♪

 

今週末は、土日ともに店舗営業お休みとなります。

皆さんも、素敵な週末をお過ごしくださいね♡