自分を磨き続ける
夕方、学校から帰ったら、前の空き地のカナヘビが気になって仕方ない娘は、一目散に外へ。
30分ほどして戻ってくると、ようやく手を洗い、おやつのバナナアイス(あえて冷凍バナナとは言ってません笑)を食べ、宿題に取りかかる。
最初に算数プリント、大人でもえ〜っと、、?となる2桁の引き算やらをB4用紙いっぱい30問ほどやり。
次は漢字プリント、「お母さん、ねぇこれあってる?ねぇこれは?間違ってない?」
テストでもないのに100点取りたい娘は、超真剣。
泣かせないように細心の注意を払い、、
ああでもないこうでもないと45分も時間をかけやりきった!
「・・・あ!プリント②やっちゃった・・・」
連絡帳を見返してみると、今日の宿題はプリント①、よくみると面面裏面があり…娘が頑張ってやったのは明日の分であり。。
「・・・・・」母ちゃん、かける言葉をフル回転で考えるが、ひどくうなだれる娘を横目にどーしても見つからない、、こりゃ黙ってるに限るだろうな。怖いなぁ、、
それから間も無く、悔し泣き。
彼女にどっと押し寄せるあらゆる感情が爆発し、ギャー泣き。喚き泣いて、ちょっと落ち着いてはまた喚き泣き、感情のやり場と同時に体のやり場がないのでドタバタ床を蹴りまくりタオルごとデスロールし、消しゴム壁に投げつけ喚き泣く。
1分経って冷静になろうとするが、現実はやっぱりプリント②である。
自分自身への悔しさが、さらに追い討ちをかけて襲いかかる。
そんななか母ちゃんは笑いを堪え、ひとり静かに夜ごはんを食べる。
インディカ米に餃子のっけてラタトゥイユがけ☆激ウマのはずなのに味せんわ、、笑
稀にみる1年生入学当時以来の“ひとり暴れ泣き”が、約40分間続いたのでした。
思えば私の小学生時代も負けず劣らずそんな感じでしたね。
夕方、母親はまだ仕事でいないし、父親は相手にしてくれないし、すぐそこにいつもいたばぁちゃんにあたり散らしてました。
ただでさえ寡黙なばぁちゃん、だま〜って座っているだけ。
低学年に文句吐かれるだけ吐かれたら、「もう気が済んだんか?イモ食うか?」って言われたな。
イモなんか投げつけてやろうかと思ったけど、そこまで度胸なく、並んでふかし芋食べたな〜。
子供の気質って、いろいろ。
昨日は、セラピーと心理カウンセリングのご予約があり、それぞれ心配事に悩んでいるであろうお客様。(たいがい皆さん自覚なしです)
先週に引き続き、つい数日前にも心乱されそうなことがありまして、気分は決してウキウキノリノリではありません。
Sachiyoだって一応人間ですので、プライベートがうまくいかない時もあるし、それを引きずることだってあります。笑
とはいえ、私の大切な大好きなお仕事♡
この日は朝から瞑想をし、心をグラウンディング、全く“フラット”な状態に持っていったのちお仕事に挑みました。
スイッチの切り替えは得意な方ですが、どんなに無理をしてでもこれができてしまう人の宿命。それは何でしたか??わかる人〜。
また、その自覚があるから早めにリセットできるのであり、明日も元気に過ごせるんです。
コーヒーと甘いものに逃げない私。肝心な時に脱線しないことは、何よりも大事なこと。(昔は逃げまくっていたくせに)
その代わり21時前に就寝!
例えば先日などは、お子様の後天的な病気の発覚によって、私の食事や育児方針のせいなんじゃないのか?と情緒不安定になっている母親のカウンセリングをさせていただきました。
旦那さんはいつも「考えすぎだ。と言うんです、、」
どこにもぶつけるところがなく、涙ながらにお話されてました。
食事面の指導からは、お子様の体に負担の少ない食事のアドバイスと、お薬の常用で乱れてしまった腸内環境と体内機能への負担を考慮した高濃度栄養素サプリ系などのアドバイス。
『ん〜。なにか今、お子様がとっても不安に思っていることがあるみたいですね〜。例えば・・・』たくさんあったけど、感じたことは率直にお伝えし、それが一番大きな原因なのかもしれないと、家族間の関わりについてヒントがあったので、そこをちょっとだけアドバイスさせてもらいました。
「あーーー!あります、あります、それいつも言ってます。」
母親の心配事は、子供の不安となって現れ、複雑なシステムと習慣的な積み重ねで病状となっているようでした。
とっても素直で頑張り屋の女性。幼少期から父親の影響が大きい彼女は、自分に厳しく自分らしさを封じ込めながら子育てをしていたら、いつの間にか大切なことを忘れてしまっていたようでした。
カウンセリングの途中から、彼女の笑顔はパッと明るくなり力強く変化してきました。今後はきっとお子さんたちの良いところに、よく目が届くようになるでしょう☆
子供は難しいようで単純。
簡単なようで難しい。
それは、大人側のレッテルや決めつけが、状況の悪化に輪をかけているのかもしれませんね。
我が子に寄り添い、我が子が変化したら自分も変化してみる、正しい子育てなんてないんですもん。
私はカウンセリングにおいて伝えたいことを、その人の今現在の理解範囲やレベルとステージに合わせて、お話しています。
私の言葉を受け取ってくださった方々から、「自分の気持ちも考え方も周りの状況も変わってきて、本当に嬉しいです!Sachiyoさんのおかげですっ!」な〜んてお礼を言われることは、とてもおこがましい気持ちです。
もちろん、その人が変化していくのを見ているのは、私にとっても喜びであり嬉しいに決まってます!
でも、私のお仕事は、“最高に適切な判断”と“アドバイス”だけ。それを言葉で伝えていくことであって、人を変えることではありません。
人は自分自身で変わっていくもんなんです。
どちら側にも。
ご相談を受けている対象者が、今は子供であっても、その子供もやがて大人になり、こうやって自分の人生を自分で立って歩いていかなければならないんです。
お母さんとお父さんが何気なくやっていることを、日々真似しながら。
登校拒否でも鬱病でもいい。
ありのままの自分自身を表現しているなら、よほどその方が前に進んでいる☆
今朝、お風呂場の外を見たら。
サボテンの花が咲いてました♡
しかも、昨年と同じ、6月28日!すごっ!