腸の話、その2
前回は、腸の健康のお話しをしました。
今回は、続けてもう少し詳しくお話したいと思います。
可愛い腸内細菌さんたちを労わってあげる♡とは?
腸内細菌さんたちに気持ちよく働いてもらうために、雇い主が頑張って知恵を使うことがポイントだとお話ししました。
末永く良い仕事ができるようちゃんと教育するために、質の良い"ごはん"を食べてもらい、環境を整え、適度に休憩を与え、でもダメな時もある、そんな時はリセットを早めに行い、ボーナス支給も弾む☆
それは、脳が欲しがるものではなく"腸"が喜ぶ食事と生活習慣を実践するということです。腸からのお便りを参考に♪
それでも追いつかない時には一時的な派遣社員を雇います。
それは、スーパーフードやコールドプレスオイルなど、サプリメントのように働き消化も吸収率も良いものを摂り入れてみるということです。
ですが、この派遣社員は自分の身体に合った仕事をテキパキこなすまでにある程度時間がかかります。一つ何かをプラスしたからといって薬のように、まさか魔法のように効くなんてことはありませんし、それでは対処療法にすぎないのです。
あれこれ手当たり次第に試すよりも、本当に必要なものは何なのか?
"今の"自分の身体に合うものを見極め選んでいくこと、そして続けていくことが最も重要かもしれないですね。
さて、前回見送った「子供の免疫力」についてですが。
赤ちゃんは産まれてくる時に、これから出ていく世界で少しでも菌に負けないように生きていく準備として、お母さんの産道を舐めながら出てくるともいわれるそうで…、そこで最初、ほんの少しの腸内細菌、主にビフィズス菌をもらってくるそうです。
(母親にカンジダ菌が多ければ、それも一緒にもらってきます)
そして、徐々に常在菌を取り込みながら少しづつ少しづつ免疫をつくっていきます。
そう、赤ちゃんの腸内はガンガンに、ご存じ『リーキーガット状態』なのです!
そして2歳半~3歳頃までに、いわゆる消化酵素(体内酵素)が出来あがってくるそうなので、やっぱりそれまでは"我が子はリーキーガットだ"と心得て食事と生活用品を厳選してちょうどいいくらいなのです。
細かく言えば、母親の胎内にいる時、妊娠8週~16週頃から赤ちゃんの基準酵素が作られるとも言われ、その数字が確実かどうかはわかりませんが、生後の消化においての体質が似る以上ある程度はそうなんでしょう。
私はそのころ悪阻がひどくほとんど食べれなかったですがね。1日で極小おにぎり1個とか、レモン水オンリーでした。笑
だから、子供の食事はできるだけゆっくりゆ~っくりでいいんです。
離乳食を食べないのは、本人が「いらないよ、まだ必要ないよ」と言っているってこと。
授乳をしているならなおのこと。0歳や1歳児につては、いろいろ細かいことや標準はこうだからとか、不安にさせるようなこと言われますが、そんなことは日本だけです。
免疫力のことを考えたら食事よりもおっぱいの方が何倍も大事。(ちなみにウチの娘は2歳3ヵ月まで飲んでました)
そんなこんなで、免疫力のベースは3歳頃までに完成するのだそうです。
そこがその子のレベルMAXだそうですよ。
言い換えれば、子供のころ身体が弱くて大人になったらある程度強くなることは大いにあるけれど、どうしても乗り越えられない壁に挑むジャンプ力には限度があるという訳です。
我が子の『免疫レベルMAX』母親や周りの大人たちで作ってあげたいものですね☆
食や日用品の環境毒をできるだけ取り込まない生活習慣、除菌しないという度胸、そして危ないからさせないのではなく目を離さずたくさん運動させること、有り余る子供のエネルギー発散方法は計り知れません。
そして、これも忘れてならないのが言葉かけ。
たっぷりの愛情をもって興味をもって気にかけてあげる、たくさん抱っこしてスキンシップ。
こうして、体の面からと心の面からの影響はしっかりと腸にも届くものです。
母親の情緒不安定は子供の不安と神経質を作り上げる。とか、お母さんのアトピーが改善したら子供がグズらなくなったなんて話はよくあること。
きちんと基礎をつくっておけば、いいことがたくさんありますよ~。
次回は、快便第一!基本的に健康だけど時々は…という人のために、コールドプレスオイルの活用で更なるステージへと進んでいきたいと思います♪