良くも悪くも…発酵食品
日本人なら大抵の人は毎日食べているんじゃないでしょうかね~?
「発酵食品」
そう。お味噌に醤油、納豆にお漬物、お酢、梅干し、甘酒など…。
これといって健康的な手作り和食を作らない人でも、外食したり、お惣菜お弁当には醤油やお漬物が入っていたりしますよね?ついでにお味噌汁なんかもついて。
「あら!野菜も入ってちょうどいいわ~!」なんて思っていませんか?
慣れると判ってきますが、どれも食塩やグルタミン酸Naが効いてツ~ンと鼻をつくにおいです。はい。
日本人なら、ちょっとこの辺で「発酵食品」について覚えておいて下さい。
発酵食品とは?食材を微生物で上手く腐らせないように発酵させた保存の知恵のひとつです。
発酵させるものは、お米などの穀物や野菜、果物、肉、魚などを天然の菌(微生物)によってある一定期間まで熟成させることです。
でも、良い発酵食品とそうでない発酵食品の見分け方は知っていますか?
ポイントは2つ。
①素材
元になる素材に農薬、化学肥料、粗悪な有機肥料が含まれていたりするのはNO!です
②時間
化学的に操作・培養された"不自然な"菌を使うのはNOです!
低価格&大量生産のために、もともと天然の菌を研究室で操作・培養し、より強力な菌をつくるのです。
今日、私たちがスーパーなどで目にしている味噌や醤油、お酢などのほぼ99%を占めているのは、この大量生産の『化学培養発酵食品』というのであります…。
さて、化学培養菌で発酵させるとどうなるのか?
味噌と醤油はわずか2週間~1ヶ月で。お酢は、なんと1日でできてしまうのですよ~( ゚Д゚)!!だから、198円、398円で売ることができるんです。
本物の発酵食品をつくるには最低でも、味噌は10ヶ月~12ヶ月。醤油は1年。お酢は6ヶ月は必要です。
高血圧には減塩!…ではなく、むしろ血圧を下げる効果すらあるという本物の味噌や醤油。甘いものや脂っこいものを減らすことで徐々に結果がついてきます。
しっかりと熟成された本物の発酵食品にしか期待できない健康効果ですね(^^)/
ですが、そんな発酵食品も、摂り過ぎは禁物!また、体調や体質によっては合わない人も。。あ~そうか、だから発酵食品摂っているのに風邪ひきやすかったり、いつまでたっても冷え性やアレルギー症状があるんだ~!ってな人です。
その理由は11月28日開催の『リーキーガット症候群セミナー』にて詳しくお話したいと思います☆
あと、お店では酵素栄養学に基づき、日々の酵素の取り入れ方をアドバイスさせてもらっているんですが、酵素について混同している方が多いように思います…(^^;)
酵素栄養学でおすすめしている『酵素』と『発酵食品』は違いますよ~!
酵素(enzyme)は生命体。触媒として活用されるタンパク質です。
一方、発酵食品に含まれる酵母(yeast)は真菌類。発酵食品に含まれる酵素は主に酵母の活性には役立ちますが、発酵食品で取り入れた酵素は人の身体の中では活躍しません。
ちと難しいですか?
マニアックな話にお付き合いいただける方がもしいらっしゃいましたら、この2つの違いと自分に合った摂り方については『酵素セミナー』で詳しくお話しますが…笑