優柔不断をポジティブに捉える

必要に迫られているが今なお…

我が家には大きなL字型の黒いカウチソファがあります。

もう14年目なのでヘタリもひどく正直“替え時”がきています。

実はここ5年は、そのソファで寛いでいません、、

座ることは年に数回。

私はいつだって床にいるのですが、ストレッチする気になるし姿勢良くいないとお尻が痛くなるので、これを自己管理の良いきっかけと解釈しています。笑

 

いよいよ小6の娘ですらも「腰痛い」と言うようになってきました…。

そんなある日、娘から「1人がけソファーを2つ置くとかどう?」という提案が。

「それいいかもね!」

このでかいソファーがなくなればリビングが広くなるし掃除しやすい。

ましてや座らないソファーほど邪魔なものはなかったはず。

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調べてみると結構贅沢な価格の1人がけソファー。

どうせ置くなら、座り心地のよいすっぽり包まれるようなデザインを色違いで♡

娘も大賛成〜!だけど、ここで1つハードルを越えなければなりません。

 

かわいいかわいいニャンコの爪に強い生地です。

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このあんぽんたんは、最初爪研ぎ段ボールや麻ポールで満足していたのに、

悪ふざけ中に偶然ソファーに引っかかった夢のような爪の快感に取り憑かれ、今ではカウチソファーの角でガリガリするんです。

そういやカーテンは猫が来てまもなく破れ、買い替えたな、、

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調子のったらこのざまです。

 

長らく決断できないわたし

『私には贅沢すぎるんではないか』という遠慮などもう通り越した年齢です。

自分のために買おう!と決めて、そろそろ1年が経とうとしています。

 

気に入ったものを使いたいため、2年でも5年でも出逢いを待ってきた私。

次善でもいいから出逢いたい。

 

さて、国内でオーストラリア製の類似品を見つけましたが、

それは確か4年前、本国オーストラリアの巨大なホームセンターで4分の1の価格もしなかったことを覚えています。

ふつーに悩む。

 

こうなったら価格は置いといて、やっぱり本当に欲しいものを探そう。

色も素材も数十種類から選べる。

そして好きに選べば予算は2倍いや5倍か…

 

新しいもの好きのあんぽんニャンがハイテンションでガリッとやれば、翌日から日課になるに決まってる。

だけど自分の部屋がないので、リビングに置かなければならない。

間違いなく、いや絶対にボロボロにされる〜。 

それはいやだーーー

ならば手頃な“いまいちソファー”で我慢するのかわたし?

せっかくこの歳まで我慢してきたのだからボロボロにされてもお気に入りを一度くらいは…!

猫を閉じ込めるか自分が閉じこもるかの選択のようだ、、

 

好みでない手触り、生地感は爪研ぎに強いが、

好きな手触り、欲しいと思う生地感は、爪研ぎに弱いという現実。

 

リスクをどうするか。

 

決断とは

めることつこと

猫との時間も新品破損も断てないわたし。

今、何を断つかを決めれないわたしが確実にいます。

 

70%のクオリティで満足できること

この優柔不断ともとれるさまは、決断を急かさない余裕からきているのでしょうか。

ある程度我慢して共に過ごすことができている、つまり“忍耐力がある”とも捉えることができます。

 

なぜここまでこだわるのかというと、

それは私自身が家時間を満たすことが重要な価値観としてもっており、自身もそれを昔から十分すぎるほどわかっているからです。

「座れればなんでもいい」という選択は0%なのです。

 

因みに、こだわると言うのは「高価なもの=良いもの」ではなく、

感触、心地、見た目、音、匂い、などトータルの評価です。

 

たかがソファーを選ぶにも、人には

  • 空間での楽しい接触時間が好き
  • お一人様時間があればいい
  • 効率の上がる座り心地が大事
  • シンプルで邪魔にならないが基本
  • 自分だけの刺激的なインテリアが重要
  • 感触と心地よさで五感を満たしたい

などさまざまです。

満たされポイントはストレスがかかった時の自分の回復のポイントにもなり得ます。

 

Sachiyoという人間はもともと即決タイプ。

若い頃から買い物も早く、買ったもの済んだことは後悔しません。

馴染みの担当者さんにも

「いつもならパパッと決められるのに、今回は珍しくかなり悩んでますよね…」と。

 

普段は、冷蔵庫の残り物でパパッとなんでも作り、仕事も休みも優先順位をつけてサクサクこなしていく私ですが。

ソファーがどうしても決められないんだよぉ〜〜〜

 

皆さんも、こんな風に、

『完璧を求めすぎて妥協できない』

『リスクを取れなくて決めれない』

こんな経験はありませんか?

 

70%のクオリティーで満足を得ることを選ばないと、

人生は満たされない記憶が多いまま終わってしまうだろう、、

 

さて、どうなることか。

 

 

思えば子供ができてから、優柔不断的行動をせざるを得なくなりましたね。

好奇心旺盛で小さな子供は自分の思い通りにはいきません。

子育ては『忍耐』と『自分の妥協』の繰り返しです。

  1. なるべく機嫌よくいてもらいたい(笑う・よく話す・一人遊びもできる)
  2. 最悪のリスクを避けたい(泣きじゃくる・騒ぐ・ふてくされる)
  3. できるだけ自分もストレス発散したい!(日頃思い通りにならないことばかり)

先日あるTVで、シングルマザーが前夫にこんなセリフを言ってました

「いい?父親になるっていうことは、自分のやりたいことや行きたいところを我慢しなきゃならないってことなの!わかってるの?」と。

つくづく納得しましたよ。笑

 

母親もいっしょです。

覚悟を決めて結婚し子供を産んだのなら、自分がして欲しかったことをやってあげたいですね。

 

そんな思いが合わさってブルーベリー狩りできました!

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1時間半ほど楽しみ

そして、ビオトープに2時間付き合わされるアラフィフの気持ち…をポジティブに捉え

あちこち寄り道しながら、広い公園つきの道の駅でしばしティータイム。

「鬼ごっこしよ!」は断りましたが

炎天下に6時間いて、母ちゃん十分へとへと。

 

さて、

皆さんは、最近何を『決断』しましたか。

今日は、優柔不断を味わっているSachiyoの、ポジティブ⁉︎な話でした。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。