自分を魅了するもの、自分が人を魅了すること

思い出のドライブ

天気がいいと、朝から洗車してちょっと遠くまで出かけたくなります。

冬の道はどこを走っても車が酷く汚れるので、洗車は月に1回するかしないか。

 

とある日、ドライブに便乗させてもらいました☆

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お客様でもファンが多く、噂によく聞くスバル車。

乗り心地最高!本当にいい車ですね〜!

数時間乗っていても全く腰が痛くならない。

 

福井は車社会で、私自身も田舎暮らし。普段から車は毎日乗るし、自分だけのプライベート空間なので乗り心地に一番こだわっています。

ちなみにリビングのソファには今年まだ一度も座っていないという、、

 

若い頃から、マツダに日産、フォードにBMWにベンツ、トヨタにレクサスと…他にも色々運転する機会に恵まれてきました。

なので、私個人の中で高得点を叩き出したスバルでした☆

 

夢の貝殻拾いができた娘、「今日はもうここで終わりでもいいわ」と。笑

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越前海岸では貝殻なんてほぼ見たことありません。

あってもサザエくらい。

フジツボは中身が生きていて剥がれもしないし。。

 

いい景色を見て自然に触れ、出先で宝探しできるなんて最高じゃないですか。

そうそう、目的もなく海まで何時間もドライブしていた10代20代の頃を思い出しましたよ〜。

休みの日は、とりあえず海岸か山へ向かうという。

 

時間にめちゃくちゃうるさかった私は、

時間ピッタリに友人宅まで迎えに行ってもなかなか出てこない友人を車の中でボロカスに責めて、数分後にはケロッとしているという、まるで情緒不安定のような私に毎回付き合ってくれたな〜。笑

今思えば、言いたいこと言わせてくれていた友達に感謝です。

ありがとう、そしてほんとごめんなさい。

 

魅了されると魅了する

いつもワクワク何かを探している、いつだって新しいことの話題で、たいがい何かに熱中している。

いろんなことに興味があり、雑学の知識も満載で、会うと話が絶えない。

若い頃は特にあれもしたい、これもしたいと、人生はやりたいこと行きたいところだらけですよね。

 

自分を魅了するものが世の中にたくさんあるのはよくわかる。

けれど、自分が人を魅了することはあまりない。

そんなことを考えてみました。

 

学生の頃も若い頃も、何かに“ハマる”ことがなかった私は、そこそこ自分で楽しんではいたものの、思い返してみるとほとんどが仕事仕事仕事勉強勉強勉強です。

つまんねー人間だわ。

 

本人いたってそれをつまんないとは思ってないんですが、スノボもしないしダイビングもしない、春は花粉症してるし、秋はドライブ不在してるので誘ってもらえること(タイミングか⁉︎)はほとんどなく、

たまに友人をと休みが合うと私に連れられてマニアックなCD屋さん巡ったり、一緒に車の試乗しに行ったり、最後には自動二輪の免許取りに行くぞ!と3人巻き込んだりしてました。笑

自分が魅了されるものがみんな違うだけ。

そして私はリーダーシップという名の自分勝手だったかもしれない。

あれから数十年。

 

最近身近ではアラフィフあるある話もよく聞きます。

「〇〇のファンクラブに入ったの〜」とか「〇〇くんかわいい〜」とか。

 

いいですね。

わたし全くないんですよね〜。

正直、何がいいのかわからない。けどそんなに熱中できて羨ましい部分も確かにある。

 

魅せられてしまうと時間やお金をどんどん使いたくなる。

それは人生を誰かや何かに使うこと。

 

魅せる側は自分を磨くことに人生を使っていて、その姿にまた人は魅せられてしまうもの。

 

若い頃は、尊敬できる人がいなくて(見る目もないか)

人の中に尊敬できる部分を見つけると、それを頭の中にブックマークしておいて、ちょこちょこ貯めていました。

また別の人の尊敬できるところや真似したいことろを見つけては、それらを1個1個組み合わせながら理想的な自分像を作り上げてきたように思います。

それは10個20個に及ぶかもしれない。

 

きっと私は、

憧れられたい

キラキラしてたい

本当はすごい人なんだと思われたい

そんな風に思われたかったんだな〜。

だけど、実力が満たなかったんだな〜。などと考えたのでした。

 

夢みていても魅力的にはなれない

25歳の頃、こんな言葉を聞きました。

「人から影響を受けない人間は人に影響を与える人間にはなれない」

浅くもとれてしまうし深くもとれる言葉です。

あの頃の私は、真似すること、取り入れることが正解に近いのだと思っていました。

 

例えば自分でわかっていて自分でも嫌いな自分の癖があったとします。

それが『逃げる癖』だったとします。

その逃げ癖を自分よりも経験豊富な人生の先輩から指摘された時、こう言いました。

「人に言われたタイミングで向き合わなかったらそれは逃げになるんですか?」と。

 

 

自分のやり方があって、それで周りをあっと驚かせてやりたいという野心があるのは結構なことですが、

高すぎる理想へ走る野心が自分の手に負えないことを知ると、常に劣等感に悩むことになります。

それはつまり、自分の人間性への理解が不十分なために起こるズレ。

 

未熟であればあるほど、自分が放り出される恐怖感は大きく、実際にそうなるとしっぽを巻いて逃げるしかなくなる。

 

もし魅せる人になりたいのなら

あの人素敵!この人も真似したい!とコロコロ真似を繰り返して、肝心な自分の魅力磨きはおざなりになるよりも、

覚悟を決めて等身大の自分に気づき、今からの自分の魅力を引き出すことに専念できたらいいですね。

 

【まとめ】

人に魅せられることに人生を使う生き方

自分に魅せられ自分の人生を生きるという生き方

私たちはいつでも選ぶことができる。

 

才能はあるけど魅力がない人がいる中で

才能はないかもしれないけど魅力あるよねって言われたら

ちょっと嬉しいかもしれない。

 

逃げてる最中にいる間は逃げ癖かどうかも判断できない。

追い風の中でボートが凪ぎながら流されていくように

自分は運が良いのだと思い込みたいのだから。

 

 

あの頃マニュアルのクーペを乗り回していた友人は、なぜか軽自動車に落ち着き、

ビンテージジーンズやクラシックカー好きだった友人も結婚して軽自動車に。

“かと思えば意外にも”話を時々耳にするようになった今日この頃です。

 

あれから30年、また同じビーチに立つ私。

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ヤドカリの家にはならないけど、綺麗なので持ち帰ってみました♡