自分と向き合う覚悟ができた時

今年も、あっつい暑い中の運動会が無事に終わりました。

午前中半日だけなんだけど、どっと疲れるアラフィフ。

身体がダルくて15時頃まで動けなかったですよ〜

ちっちゃくて可愛い1年生、背丈は私と変わらない高学年、

緑やシルバーの髪色をした保護者。

に混ざる控えめな先生たち。

 

娘の同級生の走りにも感動させてもらいました。

一番身体の大きな(縦にも横にも)お友達は、マラソン大会が死ぬほどイヤで毎回頑張って完走しています。その男の子が120m走でなんと1位になったのです!

「おぉー!〇〇〇すごいや〜ん!やったな!」

と、思わず駆け寄って背中をポンポンしてしまうほど。

 

入学まもなくペルデス症が発症し、2年間ほど車椅子や松葉杖生活だった子も1位!

小さい頃からスポーツ万能だそうで「早くみんなと一緒に走りたい!」とよく話していたな。

子供の回復力は本当にすごいですよね。

※ペルテス病とは大腿骨頭(股の付け根の骨)に阻血性壊死(血流が途絶えて組織が死んでしまうこと)が起こる原因不明の疾患です。 小学校低学年を中心とした小さめの活発な男児に多くみられ、治癒までには3から4年を要します。ーWikipediaより引用ー

 

今回、娘は児童会の放送係として司会進行をさせてもらい、カンペを見ずに堂々と上手に回せるのは誰似なのか?

きっと今の母ちゃんです。と願いたい。笑

 

だけど、私の小学生の頃といえば、あがり症で滝の脇汗人間。

学生時代に司会や児童会や生徒会だなんて、仮病や“義足”で乗り切るレベルでしたよ。笑

とにかくみんなの前で発表したり、自分の考えを述べることが大の大の苦手。

というか「意見を言ってはいけない」「私にはできるわけがない」と思い込んでいる子供でしたからね。

 

親になるってことは、模範になるということでもあります。

子供は、親が教えたいことと裏腹にやって欲しくないことを覚えてくるし、

学んで欲しいこととは裏腹に親のズルを見て学びます。

まさに親の行動の再生ですよね。

気をつけないといけません。

 

「もう遅い」と「まだ早い」

さて、そんな先日

あるお客様が二人お店で一緒になりました。

どちらもマインドセッションで、コミュニケーション(PCM)を学んでおられます。

まだ途中ですが、

重要な6つの資質は“良いところ”を見ればなかなかどれも捨て難く、

“悪いところ”を見るとどれも当てはまらないと思いたくなるのが人の心理。

あーでもないこーでもないとひとしきり立ち話を楽しみました。

 

後日、学びを深めたい40代の方は

「あんなに若い時からセッション始めれるなんて羨ましいです。もっと早くから始めていたら…」と言います。

同じく後日、学びの途中でやめている20代の方は

「今からやらないと分からないんだということ、きっと。だから40代で出逢うってことはそこからでも間に合うってことでしょ?だけど、幸せでいたければPCMをやらない方がいいんですよ。」と言います。

 

思えば、私たちアラフォー&アラフィフ世代も若い頃はこうじゃなかったですか?

「今からやっとかないと歳取ってから後悔するぞ〜」とか

「言われるうちが花やざ〜」と言われても

右から左へただ抜けていくだけだったと。笑

 

セッションをさせていただく私自身も正直、若い頃からやっておくといいだろうになぁと思うことは多々ありますが、やはり経験が少ない分、理解できないことってあると思うんですよね。

 

なのでご安心ください、早く始めることだけが得なのではありません。

学びには好みや相性もあるし、年齢では測れないタイミングもあると思います。

タイミングとは、自分の中にある逃げや回避と向き合う覚悟ができた時のことす。

 

それは本当に挫折や失敗なのか

失敗を怖がると何も挑戦できなくなります。

 

99%が成功で1%の失敗確率であっても、人の捉え方は3つ。

1%しかないのならやってみる。

1%に自分が入るかもしれないからやらない。

1%に入るかもしれないけど心を決めてやってみる。

 

そして、挫折があるのは最後者のみ。

 

一生懸命にやったことでの挫折プレッシャーによる失敗が、今後のその人にものすごく役立つと思います。

他者の経験話ではダメ。

 

どこかに逃げをつくっておいて一生懸命やったと言ってもそれは手抜きだと思うし、

やる前に私はやると宣言せずプレッシャーを避けておいて失敗したことはやはり手抜きだと思うのです。

自分自身に挑戦していない時点で。

 

自分が傷つくことを恐れて、いくつもの自己防衛で自分を守っていては、いつまでたっても強くなるどころか弱くなっていきます。

守りで現状維持できてると思ったら大間違い、衰退しますからね。

例えばスポーツもゲームも人生だって、守備だけで運良く勝てたとしても勝ち抜くことはできないでしょう?

 

自分を賭けて努力したから敗北や幻滅を感じる

それでいいんです!

自分に一生懸命になれない若者、子育て世代、独身、中年も増えています。

それはチキンです。

 

ダサイ生き方しないでもっとカッコよく生きよう!

攻めに出るとは、がむしゃらになることではなく、本気で投入する静かな心。

失敗を受け止められるってカッコいいよ。

 

自分と向き合う覚悟ができた小学生3人以外にも、

今回惜しくも2位3位5位だった子の悔し涙にも、きっと重要なドラマがあったはず。

自分を見捨てないで逞しく成長して欲しいです♡

 

覚悟はできたにゃ♪

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。