隠れた食物アレルギーが花粉症をひどくする
あぁ~、やっぱりスギ花粉には勝てません。
10代の頃、自身の不摂生により花粉症を発症して20年以上…。当時の自己判断によるアレルギー反応は、スギをメインにヒノキ、稲、ブタクサとか…なんかいっぱいありました。雪が積もっていない限り、ほぼ一年中だったような。。
一度だけ血液検査(IgE抗体=即時型)もしていますが、そりゃぁ何かしら反応は出るものの、一か八かの薬と「食べてはいけないリスト」をもらっただけ。で?それで…?
その後は自分なりに色々と人体実験やってみて、翌年には今同様1~2ヶ月だけになりました。
余談ですが、我が家の旦那さんは、ちょうど一昨年の年末に年越し蕎麦を食べたのをきっかけに首に湿疹ができ唇が3倍くらいに腫れ上がるという事件が!!本人痒くてたまらないようだが、なんせ見た目がやばいのと、ちょっと顔がウケる。。こりゃ完全にアトピー系だな…という感じ。
その時に旦那さんは"ステロイドは怖い"というごく一般的に言われることだけで判断し、私には発症原因を内緒にしたまま病院へは行かなかったのです。
2週間後には、顔中と首に湿疹が広がり、皮がベロベロ剝けて赤黒い。
私が念を押しようやく受診したのでした。
その結果(IgE抗体検査)は??ぜ~んぶ0.10以下の陰性。「あなたアレルギーではありませんよ」的な。でもその後も蕎麦とパンを食べるとてきめんに反応が出るのに。。
そうです、この信憑性のなさ。これを簡単に説明しますと、食物アレルギーというのは、、IgE抗体、IgG抗体、IgA抗体のそれぞれの複雑な反応の仕方で相応の判断がなされます。
①IgE抗体は即時型なので初期相反応が15分以内に起こり、続いて後期相反応が4~6時間後に起こります。
②IgG抗体は遅延型なので炎症が起こるプロセスは数時間~数日間。
③IgA抗体は血液中にごくわずかにある追加情報。様々な慢性疾患や難病に関わっているといいます。
仮にIgE抗体が陰性だとしても、その検体の90~95%のうち70~85%がIgG抗体で陽性と出ますし、IgEとIgGが両方とも陰性の検体のうち30~40%がIgA抗体において陽性と出るそうです。しかも残念ながら、どういった段階でIgGまたはIgA、もしくはその両方に指令が出されるのか?という絶対的なルールは存在しないそうです。
そう。本人がイマイチ頑張る気になれないのは、こういった側面があるから。でも、想像力を働かせて先を見ないと、いつまでたっても改善しないどころか悪化してしまうのです。
例えば、食物アレルギーであろう食べ物を口にしてしまいました。その食べ物を避け続けるとして…IgG抗体の半減期は20日~24日。。たいてい皆さんその間に第2回目を食べてしまっているので、もはや何が原因なんだかわからないはずです。
あ~難しい。そんなこんなで、犯人捜しは容易ではないんだな~。とりあえずこれだけ頭に入れておいて下さいね!笑
※遅延型アレルギーの症状はご自身で調べてみて下さいね!
※現在、旦那さんのアトピー症状は落ち着いています。かな?
もちろん、日頃からそうならない食生活が大事。決してストイックな食生活が身を結ぶ訳ではなく、時には脱線できる勇気と翌日からの速やかなリセットが私たちの健康と体調を左右します。そのために必要なのは、やはり知識と実践力でしょうか。そして決断力も!あ、継続力もだいじ!
更に当然ながら自身の回復力が問われる訳ですが…、日頃から"口に入るものと使うものの選択"を十分に実践し、そのように健康レベルの底上げをしておくことはいざという時に、パニックにならなくてすむしお金もかからない。そもそもそうそう不調にならないのです。
そうなるとやはり、できるだけアレルギー体質にならないためにできること。それは、
ばっかり食べをしないこと。アレルゲン物質(主に食物タンパク質)を代謝できる分だけの良質なビタミンとミネラル、そして食物酵素を毎日摂ること。更に体内酵素にしっかり働いてもらうために心と精神の状態も良くしておくこと。
ステロイド剤は状態が最悪になる前に上手く取り入れること。(この辺のコツは1ページでは書ききれません)
先日オーガニック三昧で女子会をしたので、そのことを書こうと思い花粉症でちょいネタ挟んだら、なんか、脱線しちゃった。まいっか。笑